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子ども(幼児)とWorking Anywhere「食事編」

子ども(幼児)Working Anywhereの実践方法をまとめようと思ったきっかけはこちらの記事から。

自炊できるゲストハウスや一軒家民泊、LivingAnywhere Commons拠点じゃない限り、食事は基本外食になるところがネックになる。どうしても栄養が偏る可能性があるので、どんな時でも、事前にスーパー・直売所で旬の野菜・果物を買っておく。(きゅうり、トマト、りんご、みかん、いちごなどそのまま食べられるものをおやつにする。)

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地方は公共交通機関が充実していないことも多いので、食事も泊まる場所・働く場所の立地/現地の移動手段に左右されることが多い。1人の時は、レンタルサイクルも選択肢にあったけれど、子どもが乗せられるレンタルサイクルがある地域はほぼないので、公共交通機関を使っては食べにいけないことが多い。
そうなると、やっぱり自由に使えるマイカーがあるととても便利。地域のお店も発見しやすい。自分が車で行かなくても、地域の人にご飯に誘っていただくこと・会食も多いので、そんな時は車に乗せていただくことになる。そんな時に移動編で書いた携帯用チャイルドシートが大活躍。

駅から近いところ→
朝食:地元の人に聞いて朝早くやっているおにぎり屋さん・パン屋さんがないか聞いて買いにいく。
昼食:テイクアウト or 外食
夕食:自炊 or 外食

駅から遠い・車なし→
朝食:事前に買えそうな駅やコンビニで調達しておく。
昼食:自炊
夕食:自炊 or 外食

駅から遠い・車あり→
朝食:事前に買えそうなスーパー・直売所で調達しておく。
昼食:自炊 or テイクアウト or 外食
夕食:自炊 or 外食


昼食

一緒に食べる人がいない場合、子どもの好きなものにする
慣れない場所で思うように食べてくれないことも多いので、地域の人に聞いておいたいくつかのお店の中から子どもに選んでもらう。

 ちなみに、うちの息子・だいだいの主な選択肢
 ・蕎麦・うどん(なぜか水蕎麦で、蕎麦つゆを使わない通っぷり)
 ・刺身
 ・焼き鳥、鳥刺し
 ・フライドポテト
 ・ラーメン

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沖縄に行った時は、沖縄そばにはまり、ほぼ毎昼食沖縄そば(親は飽きたけど、本人はえらいハマりようで、ほぼ1日3食食べる勢いだった)

夕食

基本地域の美味しいものを、地域の人と食べる
もしくは、地域の人が集まりそうな場所を教えてもらってそこで食べる

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こちらはLivingAnywhere WEEK 館山でのジビエバーベキュー。イノシシやウズラ、ハクビシンなどを猟師をしているみなさんから話を聞きながらいただいた。美味しすぎて、2回目を我先に食べようとスタンバイするだいだい。

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こちらは、LivingAnywhere WEEK 会津磐梯での食事会。リモートワークで都会や海外から来た人、地元の人と一緒に、目の前で料理の完成を目にしたり、地元の食材を活かしたイタリアンをいただく。小松菜が気に入っただいだいはひたすら小松菜を生で食べ続け、今では大好きな野菜に。(写真は集合写真家の武市 真拓さん)

とは言いつつ、長期滞在だと全て外食だと金銭的にも厳しい。

自炊できるなら・・

2日に1回は自炊。子どもと料理。調味料は自分で用意することになることが多いので、コンビニで買える小さな醤油・だいだいの大好きな宮崎の魔法のスパイスマキシマムあたりで作れるものにする。凝ったものはつくらず、基本サラダとおにぎり・味噌汁+地域のメイン(肉・魚・油揚げとか)

LivingAnywhere Commons拠点やゲストハウスだと、他に利用している人とご飯を食べることもある。みんなで作って、みんなでお話ししながら食べるのも、とても楽しい。
父と数日間離れていても、こうした人たちに囲まれていると、だいだいは寂しくないらしくので、毎日の電話を忘れることもある(ごめんね、夫)。

調味料のほかに持参する息子の必需品
・ごましお
・ゆかり
ご飯をなかなか食べてくれないとき、おにぎりにしておく。食事の時に食べていないとお腹がすいてお菓子!となってしまいがちので、お菓子を食べそうになるときにおにぎりを渡す。

まとめ

子連れ出張中の子どもの食事が偏っているのでは…、と罪悪感や不安を持っていた時に、栄養士の資格を持っている友人が「数日だったら子どもが食べたいものを食べても大丈夫。チョコレートでもエネルギーを取ろうとしているから、栄養バランスに気を取られすぎるより、ちゃんと活動エネルギー分一緒に食べられることが大事だよ」と言ってくれてから心が楽になった。
これも食べなきゃだめだよ、とガミガミ怒る時間にするより、「美味しいね」、「今日はこんなことがあったね」と話せる時間になるように努力中(それでもつい、こうあるべき、こうしてほしい、という想いからついガミっとしがち)。


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