【雑学】何故焼肉は塩タンから食べるのか?
焼肉を食べに行くと、最初は塩タンから食べるという暗黙のルールが存在します。たとえ塩タンを注文せずにオーダーを終わらせると、店員さんの方から塩タンはいかがですかと進めてくれる場合もあるくらいです。(居酒屋で言えば、最初はキャベツや枝豆、とりあえずビールみたいなものでしょうか?)
どうして焼肉を食べる時、牛タンから食べるのがルールなのでしょうか? もちろん作法でも、ルールでも決まり事でもありませんが、世間一般の常識として普及しています。
今回はその理由を調べていきます。
★結論 食べ方に決まりはない
焼肉であれ塩タンであれなんであれ、食べ方にルールはありません。好きなように食べるのが最も『美味しい食べ方』だと思います。そのため今回の趣旨は『なぜ塩タンから食べるのか?』を目的としています。調べてみると、いろんな意見や名前の使い方、こだわりの食べ方や食べ合わせがあり、真似したくなりました。是非とも色んな食べ方を模索して、自分にとっての『美味しい食べ方』を探してみてください。
★『タン』は何処の部位?
牛タンの部位は牛の『舌』。
他の部位にはない独特の食感がある。
高タンパク質で脂肪が少ない。(つまりヘルシー)
★塩タンなのかタン塩なのか?
塩タンなのかタン塩なのかはよくある議論です。どうやら東と西で異なるようです。(マクドナルドの通称はマックかマクドかという感じですかね?)
★塩タンと上塩タン
肉にはランクがあり、タンも例外ではありません。舌先は並みのタンですが、根元に行けば行くほど霜降りになっていくので上タンになります。そして上の方が柔らかい食感が楽しめます。
★どうして最初に食べるのか?
塩で食べるのが基本のため
火が通るのが早い
網が焦げにくく、負担が少ない(網にくっつきにくい)
塩やレモンであっさり食べられるため
焼肉における前菜のようなもの
どうして最初に食べるのか? 答えは単純で淡泊で塩で食べ、網への負担が少ないからです。他の料理で例えれば前菜のような役割を担っています。
★最初に塩タンは理に適っている
焼肉で最初に塩タンを食べるのは実は理に適っています。塩タンは淡泊な味わいなので、他の味が濃い個性的なメニューの中に組み込んでしまうと、味が分かりにくいのです。逆に言えば、お口直しとして塩タンを間に挟むのもアリです。
★終わりに
何故焼肉では塩タンから食べるのか? 特別な理由はありませんでしたが、淡白で焼けるのが早く、さっぱりヘルシーに食べられるので、最初に食べるといい、ということでした。他の料理でも淡白なものは最初に食べますし、そういう点では焼肉も変わりないようです。特に決まりと言うことではないので好きなタイミングで食べましょう。
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