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根っからのさつま町民スタッフが語る!さつま町の魅力✨

皆さんこんにちは。経営企画室の木藤です。

今回の社内報では「さつま町出身」かつ「さつま町在住」のスタッフにさつま町の魅力を語ってもらいました。

社会福祉法人は私 木藤が、医療法人は亀崎さんが話を伺いました。

ずっとさつま町に住んでいるからこそ分かるさつま町の良さやエピソードを楽しんでいただければと思います。


~子育てがしやすい町!さつま町~


認定こども園クオラキッズ 土屋さん

勤続年数:30年4か月(R6.3.1時点)
幼少期から小中高とさつま町で過ごす。資格取得後は船木保育園(現・認定こども園クオラキッズ)に就職。以来30年間、保育業務を通して子どもたちと関わり、地域との交流を深めてきた。現在は課長として子どもたちだけでなく職員からも頼られる存在としてこども園の運営に携わっている。


―生まれてからずっとさつま町にいらっしゃるんですか?

小中高とさつま町で過ごしてきました。資格を取るために鹿児島市内の短大に通うために1人暮らしをしていたことがありましたが、全然環境になじめなくて。結局資格を取った時点で中退してさつま町に帰ってきました。就職も船木保育園だったのでほとんどさつま町ですね。

―なじめなかったというのはどのような点でですか?

周囲の人との関わり方ですね。さつま町では頻繁に地域の行事や集まりがあって、ご近所さんと接する機会がありました。そんな環境に慣れていたので、一人暮らしで淡々と過ごす毎日に全く慣れなくて(笑)短い期間でしたがもう十分だと思いました。

―住民同士のつながりはさつま町の自慢できる部分かもしれませんね!恋しかったさつま町の地域の行事で好きな行事がありますか?

私は「あっくいちゃめ」が好きですね。毎年夏まつりで獅子舞のようなものに子供の頭を噛ませる儀式なんですけど、それをみるとなんだか温かい気持ちになりますね。もちろん嫌がる子もいるんですけどね。かわいいですよ。

実際の「あっくいちゃめ」の様子


―地域行事のほかに「さつま町のここが素敵!」というところはありますか?

子育てのしやすさ、ですかね。さつま町では第2子以降は保育料が無料ですし、町からの助成や療育環境も整備されています。児童系の施設同士のネットワークも強いので「地域全体で子どもを育てる」という点ではとても魅力的だと思います。保護者の方々からもそういった声をいただくこともあります。

―さつま町が「子育てがしやすい街」だと感じるのは最近ですか?

助成や補助金などは近年の取り組みかもしれません。ですが「地域全体で子どもを育てる」というのは、昔からさつま町で当たり前に行われていたことです。それが現在では「子育てがしやすい環境」とされているのだと思います。私も小さいころから地域のイベントにたくさん参加させてもらって、色々な人と関わってきました。人口が多くないからこそ、年齢・性別に関わらず一人一人が認められる機会が与えられていました。最近はコロナ禍もあり、子どもたちの地域行事への参加も減ってしまいましたが、こちらから声をかけると快く受け入れてくれます。そういう時に、地域で育てるという意識はまだ根強く残っているんだなと感じますね。

―ここまでさつま町の素敵な部分についてお話を伺いましたが、さつま町に対して「頑張ってほしい」と思う部分はありますか?

これも子育て目線にはなってしまうのですが…(笑)子どもたちの遊び場・たまり場を作ってほしいですね。小さな子どもたちが遊ぶ場所は山や川、公園などたくさんありますが中高生たちがたまれる場所ってさつま町にはない気がするんですよね。だらだらと話せる飲食店やカラオケ、思春期の子たちがなんとなく長居できるような施設・場所ができればいいなと思っています。


今回のインタビューでは、こども園で働く土屋さんならではの視点からさつま町の魅力を語っていただきました。「地域全体で子どもを育てる」というキーワードにクオラグループとしても積極的に関わっていけたらいいなと思います。土屋さん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

【聞き手 木藤】



~地域助け合いの町 さつま町~

クオラリハビリテーション病院 原田さん

勤続年数:27年11か月(R6.3.1時点)
幼少期の頃からさつま町で過ごし、当時の松下温泉病院(現・クオラリハビリテーション病院)に就職。勤続27年とクオラグループ内でも屈指の永年勤続者。現在は外来の看護師長を務めており、毎日多くの患者さんが訪れる外来で、地域に根付く病院の顔として日々奮闘している。

―さつま町の人といえば、私の中で原田さんっていうイメージがありまして、ずっとさつま町に住んでいるんですか?

小中高とさつま町、看護学校に通うために学校の寮に入っていた時期はありますが、社会人になってからもずっとさつま町なので、さつま町に住んでいる期間はかなり長いですね。

―(社会人になってから)さつま町出ようと思わなかったですか?

出たいと思うことはありましたが、両親の近くにいたいということもありましたし、クオラに就職することになって、今の部長や副部長と一緒にお仕事していくことになって、信念というか考え方にすごく共感できて、都会であろうが田舎であろうが質の高い看護を提供することに努めていきたいなと感じ、現在もクオラで働き続けています。

あとは、理事長の温かい人柄がとても好きなのと、新しいものを次々と取り入れていく方なので、クオラも私が入職してからドンドン変わっていっていて、その大きな変容の中で共に変化していくのもいいなと思っています。

また外部の方と話すとすごく感じるのが、やっぱり研修や子育てに対する支援体制がかなりいいと思います。研修費の補助が出る範囲とかが結構広いですね。そういう魅力もあってクオラを職場として働き続け、さつま町にも住み続けています。

―職場の魅力に加えて、さつま町の魅力も教えてください。

市ほど大きくないため、地場産業というか、地元の技術や物を大事にしている点がすごくいいのかなと思っています。例えば、酒造が3つあったり、さつま町といえば『たけのこ』『お茶』『お肉』など有名な特産物の多いです。最近は『トマト』と『イチゴ』がすごくお気に入りで、とても美味しいので皆さんにもぜひおすすめしたいです。

<さつま町の特産品>
たけのこ

竹林の多いさつま町は、早掘りたけのこの産地。 春はもちろんのこと、それよりも前に10月末から超早掘りたけのこが出荷されます。 さつま町のたけのこは、香り豊かで歯ごたえがよく、全国的にも高い人気を誇ります。 採れたてのたけのこを水煮にして缶詰にして保存し、出荷時に袋詰めを行うため、年中通し新鮮なたけのこを楽しめます。

お茶
川内川の川霧、温暖な気候、寒暖の差も大きいなど、おいしいお茶をつくるのに最適な環境のさつま町では、お茶づくりも盛んです。 自然の恵み、減農薬や有機肥料の使用など 栽培にもこだわり、うま味や味わいのある、安心・安全なお茶がつくられています。

黒牛
鹿児島県を代表する特産品のひとつである黒牛。 さつま町内では、子牛の生産が盛んで、町内の薩摩中央家畜市場の子牛取引価格は全国上位にランクされ、中でも種雄牛「安福久」号は名牛として知られ、その血統は国内の多くの和牛の中に受け継がれています。 和牛枝肉共励会でグランドチャンピオンに輝いたさつま町の黒牛は、きめ細やかでやわらかい肉質とバランスの良い霜降りが特徴です。

さつま町観光特産品協会ホームページより一部抜粋

―確かに、さつま町は特産品が結構有名ですよね。私も、さつま町の方からたけのこをもらったことが何度かあります。

あとは、田舎ではありますが場所(立地)は悪くないと思います。さつま町からだと鹿児島空港も40分くらいですし、約20分程度車を走らせれば隣町の薩摩川内市で新幹線も乗れます。姶良市にも車で約40分で着くので、車さえあれば遊ぶ選択肢が多い場所かなと思います。旅行等の移動手段も飛行機なのか新幹線なのか選びやすいんじゃないかなと。

あとは、人が集まる場所として、『きららの楽校』がありますね。キャンプが流行ったこともあってか連日にぎわっています。廃校を利用しているので、キャンプで困るであろう電気の面での心配も少なく、雨が降っても建物の中に泊まれたり、体育館があるのもかなりポイント高いですね。

―私もプライベートできららの楽校でキャンプをしたことありますが、建物が隣にあることで安心感が違いますね。グループ内事業所のクオラキッズもきららの楽校で園行事を行なっていると聞きました。

―今の時点でも魅力いっぱい伝わってきましたが、原田さんにとってのさつま町の思い出の場所とかありますか?
                                  
いっぱいありすぎてとても悩みますね。どこを見てもどこを通っても、私がこれまで出会った人達の顔が思い浮かびます!

―素敵ですね。鶴田ダムとかはどうですか?

そうですね。『鶴田ダム』はさつま町民は欠かさず行くところです。小学校の遠足で行ったり、高校のマラソン大会?みたいな行事でもダムが中継地点になっていたりもしました。鶴田ダム周辺は景色もいいですし、予約をすればダム見学なんかもできますからね。結構楽しめますよ。

あとはさつま町には工芸センターもあって、竹細工の体験ができたり、特産品の購入ができます。そこで購入したお弁当用のバスケットを持っているんですけど、子どもがクオラキッズに通っているときに買った物だからもうだいぶ長く経ちますが、今でもちゃんと使える状態であるんですよ。

実際のバスケット。購入してから15年ほど経っているそうですが、かなり綺麗でまだまだしっかり使える状態でした。さつま町の竹の素材の良さや竹細工技法の凄さが感じられます。

<さつま町の特産品>
竹細工
竹林の多いさつま町では、良質な素材がたっぷりあることから、竹細工も名物となっています。 長く使えるよう竹表面のワックス状の物質を剥がす「油抜き」を行い、天日干しした竹を使って、伝統的な技法でひとつひとつ丁寧に作られる竹細工には、花入れ、かご、ざる、小物類など、様々な作品があります。

さつま町観光特産品協会ホームページより一部抜粋

―さつま町いいところたくさんありますね!まだまだ語れるかもしれませんが、字数の関係もありますので、ここらへんで(笑)大変参考になりました!ありがとうございます。


長く住んでいるからこそ語れる魅力をたっぷりに紹介していただきました。
話の序盤では、クオラの魅力を交えながら話していただき、その地域に住み続けられるかどうかの一つに職場の魅力が大きく関わってくることが感じられました。またさつま町の魅力は聞けば聞くほどドンドン出てきて、私も個人的に行ってみたい・やってみたいことがたくさんありました。興味が湧いた方は是非参考にしてください。
原田さん、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

【聞き手 亀崎】


さいごに

今回はこども園の土屋さん、病院外来の原田さんに「さつま町の魅力」についてインタビューをしました。お二人とも長い間さつま町に住み続けているからこそ分かる、変わったこと・変わらないことを語ってくださいました。

今回はさつま町で生まれ育ったお二人にフォーカスを当てて取材しましたが、「さつま町の魅力を語りたい!」「こんな穴場を知っている!」という職員の方がいらっしゃいましたら是非、ご連絡ください。

グループ全体でさつま町の魅力を発信していきましょう!

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