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#16【危険】IT化の弊害 その不調の原因、○○かも!?

こんにちは!木村です!

原因不明の不調をお持ちの方、たくさんいらっしゃると思います。(私もあります泣)
問題があるときはその原因を突き止めるのが解決への近道です!今回は現代病の一つである「VDT症候群」についてお話したいと思います。

そもそもVDTとは

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VDTとは「Visual Display Terminals」の略で、パソコンや、スマートフォン、タブレット等の情報機器のことを指します。VDT症候群とはそれらの機器を使用した作業を長時間続けることで眼や体、心に生じる症状のことです。

どんな症状


「技術革新と労働に関する実態調査」によると、コンピューター等を使用する労働者のうち、身体的な疲労や症状を持つ人は68.6%に上り、このうち痛みや疲労の症状部位の内訳は眼(90.8%)、首・肩(74.8%)、次いで腰、頭部、背中となっています。また、男性より女性に疲労や症状がでるケースが多いようです。

なぜ眼の疲れは多くの人が感じやすいのか


私たち現代人は常にVDT機器に囲まれ、それなしでは生きていけない程に日常生活に浸透しています。
・VDT使用時に同じ距離でピントが固定される
・ディスプレイの微細な点滅に瞳孔が反応し続ける
・瞬きが減少することでドライアイとなる
・ピントが合いにくくなり、無理にそれを調節力で補おうとすることで筋肉に余分な負荷がかかる

これらの理由で眼は負担を感じ、その蓄積で眼精疲労が生まれるのです。

VDT症候群を緩和するには


すべての症状に共通して効果的なのは、作業の時間管理を強化することです。「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では

① 一日のVDT作業時間を減らす
② 連続作業時間が1時間を超えない
③ 作業の間の休止時間10~15分
④ 作業中のこまめな小休止

が推奨されています。しかし、作業に集中してしまうと時間を忘れて画面に見入っていることも多々あると思います。これは自分の身体を痛める行為に等しいのでタイマーをかけるなどして定期的に画面を見ない時間をつくりましょう。(タイマーをかけるというワザは職場の方に教えていただきました☆)

また、VDT作業は6時間を境に頭痛頻度が増えます。光や色が刺激となって引き起こされる「光過敏性頭痛」を緩和するためにはパソコンやスマートフォンなどのディスプレイは、輝度と彩度を下げ、カラーフィルターを設定しましょう。ブルーライトをカットするフィルムを貼ることも効果的です。

パソコンやスマートフォンがなくてはならない存在になった今、私たちはVTD症候群になるリスクに常にさらされているといえます。仕事外でもスマートフォンを見る時間を減らすなど、電子機器とうまく付き合うことが体をいたわる上で大切なのです。


今回の学び

スマホ依存症予備軍の私ですが(依存症ではないと思いたいので一歩手前ということにさせてください)、今回の記事を作成するうえで改めて電子機器の怖さを知りました😲 大学が春休みに入って一日の画面使用時間がだいぶ上がり、危機感を覚えています( ;∀;)

スマホを見る以外の趣味の時間を増やして(最近アクセサリー作りの波が来てます🔥)なるべく自分の身体をいたわりたいと思います!皆様も仕事で長い時間画面を見た後は、スマホの使用以外で発散し、お体ご自愛下さい💕


参考文献
働く女性の健康確保を支援するために
視覚が過敏「光」「色」がストレス
情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて


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