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新卒から働いていた保育士を辞めて、ネイリストになったお話

「変わりたい」
この気持ちが、私を動かす原動力でした。

小さい頃からの夢だった保育士になるため、
保育の短大を卒業して、その後3年半の間、地元三重県にある乳児院で保育士をしていました。
子どもは好きだったのですが、代わり映えの無い同じような毎日、女社会特有の人間関係に嫌気がさし、仕事のモチベーションを保てず、辞めたい気持ちがでてきました。
ちょうどその頃、美容師をしている何人かの友達にサロンモデルやコンクールのモデルを頼まれるようになり、美容業界の内側を拝見する機会がありました。その時私は、技術職って見えないところでこんなに努力をしているんだ。その日々の積み重ねが、こんなにも人を綺麗に美しくしていたんだ、と感銘を受け、今まで知らなかった新しい世界を見たようで胸がわくわくしました。
その瞬間から一気に美容業界の世界に引き込まれました。
私も、いつか誰かを綺麗に可愛くして感動を与えたい。喜んでもらいたい。幸せになってもらいたい。誰かの活力になりたい。その気持ちから、私も美容業界に入れる道はあるかな、どんな形で入りたいだろうか、と考え始めました。元々小さい頃から、アクセサリーを集めたりお化粧をして遊んだり、おしゃれをすることが好きだった私は、細かい作業や物作りも得意でした。色々と考えた末、私はネイリストになりたい!と思うようになりました。
ネイリストは、唯一美容師免許を取得していなくてもできるお仕事です。(まつ毛サロン、眉毛サロンは美容師免許が必須です。)
私にはこれだ!と感じました。(あまり考えすぎず、直感で物事を決めるタイプです笑)
そして数日後、名古屋にあるネイルスクールへの入校が決まり、保育士の仕事が休みの日にはネイルスクールに通う、という生活がスタートしました!
しかし、その1ヶ月後、2020年3月
コロナウイルスにより生活が自粛モードに。
せっかく新しい道を駆け抜けようとアクセル全開で踏み切ったところでした。
勤めていた乳児院にも、2020年6月末で辞めます。と言ってありましたが、ネイルスクールにも行けなくなりネイリスト検定も中止になってしまったため、退職時期を延ばしてもらうことに。
やりたいことに向かって動き出したタイミングで、まさかの足踏み状態。
ですが、この時間でもできることをなんとか探して、ネイルスクールに通えない代わりに、仕事が休みの日にはネイルをYouTubeで勉強し、自宅で知り合いを呼んでネイルの練習をしました。

保育士のお仕事はその後退職し、そして遂に、2021年1月ネイリスト検定に合格し、2021年3月からネイルサロンで勤めることが決まりました。
ネイリストになるぞ!と決めてからちょうど1年。
無事にネイリストになる夢が叶いました。

決して順風満帆に進んだわけではなかったですが、できない理由を探す前にできることを探す。
この状況にも何かきっと意味がある。
そう思って行動していた一年でした。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
次は留学に行くまでの道すじを書いていきたいと思います。興味を持ってくれた方はまた読んでくれると嬉しいです。

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