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ふるえるこどもたちへ


もしもおとうさんおかあさんが
おおげんかして
おおきなこえやおとをだしてこわかったら
じぶんのへやにいって
ぬいぐるみでもおもちゃでも
だいすきなものをぎゅってして
ふとんのなかにくるまって
きこえないようにしたらいいよ
そうすればこわくなったときはいつも
そのだいすきなものを
まずおもいだせるからね

なにもわるいことしてないのに
すごくおこったかおしてて
なにもおはなししてくれないときも
あるかもしれないけど
それはきみのせいじゃないからね
きっとおしごとでつかれちゃったんだ
だからきみがわるいんだって
おもわなくていいんだよ

もしもきみがだいじにしている
きもちやゆめを
おとうさんやおかあさんにいって
おこられちゃったら
くやしくてないてもいいよ
でもぜったいにそのだいじなきもちは
こころのなかでまもっておいてね
だいじかどうかきめるのはきみで
だいじなものがかわっていくのも
ふつうのことだからね

おとうさんやおかあさんはきっと
きみにしあわせになってほしいって
おもってる
だからこそ
きみにとってなにがしあわせなのか
いっぱいおはなししてあげてね


子供の脳を舐めてると
怖い思いをさせていると気付けない。
きっと親になることはとても大変。
私は親になったことがないからわからない。
だけどもしそうなった時、
もしかしたら私も
周りが見えなくなってしまうかもしれない。
ストレスで子供を怖がらせてしまうかも
しれない。
子供の気持ちより自分の気持ちを
優先しそうになるかもしれない。
そんな時、思い出したい。



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