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『夢追い人』

18歳の冬、春を待ちわびて必死に堪えて夢のために机に向かい続けた。

結果は思い通りにいかなかった。


生きることに引け目を感じて、堂々とできないもどかしさが絡みつく。

何か希望がほしい、ほんの少しの力でいいから誰かから背中を押してほしい。

だから当時の僕が求めていたものを言葉で表し挫けてしまった時に聴けるようにした。

でもその言葉は前だけを見るものではない、苦悩やコンプレックスに感じることに対しての感情も織り交ぜて当時の僕が本当に抱いていた気持ちを吐露した。


"こんだけ頑張ったって報われなかったじゃん"

"今までの全部が無駄だった"


多くの人は何かを目指して届かなかった時にこういう気持ちになると思う。

すごくわかる。

あの時の、描いていた未来がダークサイドに陥る感じは今になっても酒のつまみになってしょうがない。


春を迎えると、

桜を見ると、


ふと心臓がキューっと締め付けられるようなあのゾワっとした感覚が蘇る。


それでも、


今僕は「qlaria」という心の拠り所を見つけてそこでひたむきに向き合うことができている。

幸せに感じている。


それ以外にも新たに目指すべき場所が出来たり、道を見つけたり、、、

受験失敗なんてなんのその。


自分が信じ続けた未来、そして現在に対して投げやりな気持ちになるのではなく愛したい。

愛してほしい。


全世界の夢を追う1人の人間として、

夢を追いかける人の背中を押してあげられるように、

みんなが生き甲斐を持って一輪の花を心に咲かせられるように、

という祈りをこの曲に込めた。

qlariaが手がけた初めてのオリジナル曲。


僕自身の夢を叶える第一歩にもなった大切なナンバー。


qlariaのみんなもこの曲に込める気持ちは同じだと思う。


全力で挑んだ闘いに笑おうが泣こうが、その時心には一輪の花が咲いている。

現体制での初めてのライブ

作曲者 qlaria Ba.伊吹


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