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2022年、最高の年だった! 乗り遅れた電車の話

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2022年、最高の歳だった! 乗り遅れた電車の話


Voicy No.260 2022年12月29日放送
本文を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ!

過去にうまくいった、いかなかったも、1つの解釈です。それよりも、たくさん人生に種まきをして、豊かになるのを楽しんでいきましょう。



コテツの2022年

2022年のラスト放送にしようと思って、出だしから今年を振り返って話をします。

2022年は最高の年だったと思っています。そこに理由なんていうものは要らないと思っているのは、結局、何もかもが解釈だから。

しかも個人的な捉え方に関しては、勝手に最高だったなと思えば一番いいわけで、いちいち「あのとき、あれを失敗して」とか、「あのとき、あれで嫌な思いをして」とか思わなくていいです。

「それはおまえが不幸じゃないからだ」という人がいるとしても、オレには本当にうまくいった経験も、あれれれという経験もあります。こういう場で年末に聞くと気分が悪くなるような人生の局面もありました。

それもこれも大体よかったなと思って、次に進むタイプの人です。


オレの流儀を話します


過去のことを、さまざま言いたい人は多いです。
年を重ねるとなのか、それは人によるのかな。

昔こんな苦労をしたとか、こんな大変なことがあったとか、私は昔から大変なことばかりというのは、全然オレにはわからない。それを言ってどうするのでしょう。

嫌な思いを追体験するし、今が満足いかないことの理由として、今の自分の能力が低いとか、実力が足りないとか、魅力的じゃないと思うよりは、「過去のあのときのあれのせいで」という感じのほうが、今の自分を認められやすい。

テクニックとしては、全然いいと思います。

けれども、「いい年だった」でいいんじゃないか。どなたかと議論したいのではなく、「コテツの2022年は最高だった」と思っているからです。

嫌なこともいっぱいありました。
でも、それはそれじゃない?


人生の種まきをして豊かになる


「これとこれがあったから、今年はいい年だった」と振り返る気がまずないから、何が2022年最高だったかなと振り返ってみると、理由なんか要らないけれど一応言います。

これはコミュニケーションですから、理由なく「最高だ、最高だ」と言っていても変でしょう?

2022年最高だったなと先に結論づけて何が最高だったか考えました。まず圧倒的だと思ったのが、仕事とプライベートの全局面で、いい種まきがいっぱいできたから、いつか花咲くものもあるだろうということで。

種をいっぱい植えるのを楽しいと思いません?

人生における種まきは、物理的な畑の大きさが決まっていないから、いっぱいまけばいい。種をまく前に、育て方とか調べて熟考しすぎだって。もう種をいっぱいまけばいいんだよ、畑はいくらでもあるからと思っているのね。

オレはいい種まきができたと。自分がチャレンジしたいと思っている領域に関しては空振り続きのところもありますが、それでも打席に立って、バットとボールがかなり離れている状態で振りまくっているので、なんとなくボールに目が慣れてきた領域もあるし、失敗は何とも思わないです。

またやろうと思っている感じです。

乗れなかった電車は忘れる

今回のタイトルが「2022年、今年は最高だった! 乗り遅れた電車の話」と書いてあります。

これは何の話かというと、出掛けようとして電車に乗ろうと思ったら、ドアが閉まる音が鳴っていて乗れないときがあるじゃないですか。目の前の階段を降りかける。あるいは登り掛かっている途中で、スライディングしても入れない状態で締まって、とぼとぼと階段を上ったり降りたりして近づいていくけれど、それとともに電車が静かに離れていくときがある。

乗り遅れて行ってしまった電車のことを、いつまでも考えている人はいないはずです。遅刻して怒られるときに、あの電車に乗っていればと思うかもしれませんが、怒られたらいいだけですから。

行ってしまった電車のことを、そこから5年も10年も考えてもしょうがない。ほとんど全ての出来事は、乗り遅れて行ってしまった電車程度のことで、次の電車がまた来きます。最終電車が出てしまっても、始発は来るでしょう?

いや、その路線は廃線になるんですといっても、タクシーかヒッチハイクか、今はGOでもS-RIDEでもアプリで呼べばいい。そうでなければ、とぼとぼと歩き出せばいいという程度だと思っているのです。

2022年を振り返ってみたときに、人生全般、乗り遅れて乗れなかった電車のことをゴチャゴチャ考えてもダメ。失恋はオレが話をする本来の領域じゃないので触れませんが、そういうものじゃないですか。

人って大変だと思いたいものです。未曽有の不況の経済環境とか、人口が減っていく少子化のさなかとか、めちゃ言いたいけれど、それは何か関係がありますかね。

自分が何のアクションを起こしていくか。
何を想像し、どういう行動をするかが全てです。

2023年は、確実に今年よりもいい年にできるかなと思って、今からスタートを切っております。全ては解釈ですから、よかったと思って、次の年に入っていったほうがいいですよね。


自分でどう解釈したいか


最近メタバースに関する仕事で、とある議論に定期的に出ることもあり、政府関連の方ともメタバースの話を定例ミーティングでする機会があって。

メタバースとはバーチャル領域で活動することです。対戦型ゲームもそうですが、そこで起こるコミュニケーションは、今までの人生の連続性から隔離されている状況です。

どこで生まれてどこで育ち何の仕事をやっているかに関係なく、ゲームの中ではゲームのキャラクターとして生きて、メタバースの中ではメタバースの設定で生きています。

なので、連続性の人生と、非連続性のプロジェクト型の人と接点がありますよね。

連続性って、ちょっと幻想に近いところがあると思っていて。
人生のこれまでの歩みや2022年が良かったか悪かったかなんて、自分の中でどう解釈するかだし、どう捉えるかは幻想みたいなものだと思っております。

聴いていただいてありがとうございます。
一生懸命しゃべろうと思っていますので、来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
(注:2022年12月末に収録した内容です)

本文は
コテツがVoicyの「ブランディングと商売の話」で語った内容を
文章化し加筆したものです。
Voicyアプリをダウンロードして『コテツ』で検索、無料で聴けます。
本文を音声で聴きたい方はこちらからどうぞ!

久々野智小哲津
二十数年にわたり、のべ7社ほど(8社目準備中)会社を経営。ITの会社を大きく成長させた後、新規事業でさまざまな事業を立ち上げ、フランス、イタリアを中心にヨーロッパからブランドを日本に持ってきたことをきっかけに、ブランドづくりができるようになった。
海外ブランドの日本進出や、日本国内の会社、サービス、商品、人(タレントさん、議員さん、スポーツ選手など)のブランドプロデュースにも関わっている。
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