４月1日◆健康になるために生きるのではない。健康よりも幸せが大事

今日は環境活動家・谷口たかひささんの講演会を拝聴した。講演会と言ってもキャパがMAX30名くらいのカフェで行われたので、”お話会”というアットホームな雰囲気だった。世界中から引っ張りだこ状態の谷口さんのお話を間近で聞くことができたのは、ラッキーとしか言いようがない。

講演のテーマは、「食と環境と健康について」。この3つは自分が常日頃、最も大切にしていることなので、是が非でも聞きたいと思う内容だった。詳細はここでは割愛するが、あまり日本では得られない情報も多く話してくれたので、改めて自分の情報収集の方法を見直すきっかけにもなった。

あえてnoteに記しておきたいと思ったのは、他でもなく、今日のタイトルにした

健康になるために生きるのではない。健康よりも幸せが大事

というフレーズを残しておきたかったからだ。
これは谷口さんがいろいろと語ってくれた最後に、今日の講演のオチとして加えてくれた価値観である。知識を詰め込んでストイックに健康になろうとしても、ストレスになったら本末転倒だからだ。全て理解した上できちんと本質に立ち返ることの大切さを、改めて気づかせてくれた。

そして、「人生で一番大事なことは思い出づくり」とおっしゃっていたのにも共感したし、それと同時に多くの人と文化に触れている谷口さんが、こうハッキリと断言することにも心強さを覚えた。

食糧問題や気候変動に対する危機感は、今後も変わらず持ち続けていかなければならないと気を引き締めた一方で、最後に心がじんわり温まる素晴らしいお話だった。目的と手段がごっちゃになりがちな自分にまた1つ気づきを与えてくれたことは、感謝しかない。