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3月12日◆アラフィフ、優秀学生に選ばれる

1ヶ月ほど前に中国語の集中講座をオンラインで受講した。中国の大学に所属する語学学校が主催するもので、現地からライブ配信される授業を複数の国の生徒たちと肩(?)を並べて受講する”オンライン留学”だ。10日間という短い期間だったが、1日3時間以上というそれなりにハードな内容で、なかなか大変だった。

「自己肯定感が下がりまくった学びの場、それでも…」で書いたが、はっきり言って私は、クラスの中で落ちこぼれだったと思う。話についていけなくてろくに自分の意見を言えないという屈辱も味わったし、若い生徒たちが流暢に話すのを聞いて勝手にショックを受けたりもした。レベルの低さは明らかだったから、多分先生も私が打ちのめされていることに気づいていたと思う。

しかし今日、修了証と共に”優秀学生賞”を受け取った。ちょっと意外だった。これまでも、このようなオンライン講座で”優秀学生賞”をもらったことはあったが、今回は絶対に無いと思っていた。確かに出席率は良かったけれど、それなら他の生徒だって同じだ。

私は中国の学校が人道的なのにやや驚いた。全くそうではないと思っていたわけではないが、もう少し実力主義だと考えていたからだ。

実際に”優秀学生賞”だと言われれば、やっぱり嬉しい。下がりまくった自己肯定感も、元通りまで回復した。そして私はこの受賞を”どうせお情けだろう”とは一切思わないようにした。「あなたはプロにはなれません!」ー40代のキャリアカウンセリング日記③ で書いた通り、今の私が目指す方向は、これまでの知識や経験と語学力を合わせた”総合力”を高めることだからだ。

今回の受賞は、これからの自分へのエールだと受け取ることにした。40代後半だけれど、まだまだ進化する余地はたっぷり残っているはずだ。

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