見出し画像

【愛するということ】2024/03/16#067


難しいから少しづつしか読めていないが、
今「愛するということ エーリッヒ・フロム」を読んでいる。

大人になったからといって誰かを愛せるわけじゃない、、、
これまでの私は誰も愛せていなかったと気づいた、、、

私の愛は条件付きだった、、、
私が愛と思っていたことは条件付きの愛だった、、、
自己肯定感が低く 
自分の存在価値を見出せない 
感謝や頼られることで存在しようとしていた。

自分に自信がないから頼られたり感謝されることで愛されると思っていた。

私の愛は、なぜ条件付きなのか?
自分のことを深く考えていて思い出したのが子どもの頃だった。
私は4つ下に弟、その2つ下に妹の3人兄弟の長女だった私は、
兄弟の面倒を見たり働いていた母の代わりに家のことをお手伝いをしていた。
母はお手伝いする私を褒めてくれた。
それが嬉しくて母に褒めて欲しくてお手伝いをしていた。
いい子だったら愛される。
どこかでお手伝いをしない私は母から愛されないと思っていたんだと思う。
母に条件をつけているつもりはなかったと思うが、
もし私がワガママを言ったり何もしなかったら愛してもらえない。
無条件に愛されていると思ったことがないんだと思う。
だから感謝や頼られることで自分の存在価値を見出そうとしていたんだと思う。

55年生きてきて自分のことが少しだけわかった気がする!
子どもの頃に無条件の愛を知らなかったから
若い頃から恋愛でも結婚でも自分が自立していないものだから
自分の無さから相手から必要とされている事実に依存して
周囲の期待に応えることに必死だった。
共依存だった。
そうでなくちゃ愛されない。
愛される存在になれないと思っていた。

今だって私のまんまに自信なんてない。
だけど自立しようと3年頑張ってきたし
今、子どもの頃の自分のことを認めることができたから
これからは愛することができるかもしれない。


幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い
成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。

愛するということ エーリッヒ・フロム

自信をもって「あなたを愛している」と言えるなら、
「あなたを通して、すべての人を、世界を、私自身を愛している」と言えるはずだ。

愛するということ エーリッヒ・フロム



誰も愛せていなかった私




最後まで読んでくださりありがとうございました。
スキやコメントいただけると嬉しいです。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?