【日記】健康第一
先週から、一日おきにプールで泳ぐことを継続している。
一回プールで泳いだら、翌日の仕事がものすごく調子よくいけたので、再開することにした。
最近は、身体に気を遣ってばかりいる。去年に夜勤のない仕事に転職したので、生活リズムを整えるという今まで諦めていたことが出来るようになったので、他にも健康に良いことを始めるようになった。おかげで、去年の半ば以降か、深刻な健康への害を感じることはなくなった。
それまでは、あらゆる健康への心配が、自分の人生を彩っていた気がする。生まれて、物心つく前に、停留睾丸と腸ヘルニアを併発して、開腹手術を受けたと聞いた。手術自体のことは、当然かもしれないが、覚えていなくて、小型の、駒が豆粒くらいしかないオセロと、病院の地下の真っ暗な廊下の映像ばかりはっきりと覚えている。中学校に上がるころに、親に矯正歯科に強制的に通わされて、歯の痛みとブリッヂの違和感に苛まれた。高校を卒業した後は、定職につけず、昼夜逆転、栄養不足の日々を送っていた。ビタミンが不足していたのか、瞼が動き続けるチックに悩まされた。あまりにしつこいので、それが栄養不足や、たぶん本質的原因である睡眠不足から来ているなんて思えなくて、瞼の中に虫が入っているのではないかという妄想に駆られたこともあった。それでいて、明け方までネットゲーム仲間とゲームをすることが、自分の中ではかけがえのない行為となっていた。
就職し、介護職に就いたら腰痛に悩まされた。秋が過ぎたら決まって風邪にかかる。仕事を始めたあたりで、毎日酒を飲むようになって二日酔いと友人のようになっていた。健康診断の度に、肝臓の数値を気にするようになった。それほど年も行っていないのに。数年は心配の要らない値だったが、徐々に上がっていった。
特に、酒はなかなかやめられなくて、それが常に頭を巡っていたと言ってもよく、今の職場に移ったら、ぱったりとやめることができた。完全に飲まないわけではないけど、「飲まなければいけない」という強迫観念のようなものが抜けたのが大きい。要は、仕事から来るプレッシャーで、酒を飲んでいたらしいというのが、あとからわかった。