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こころの幸せレシピ⑫ シェフ 梯真由美 【材料】 思いやり カップ1 よろこび 無限大 【調理法】 通うこころを重ねます。 眼科の個室に入院していました。 古い病院で、個室とはいえベッドと水道があるだけで 個人用にポットを持って行くのも認められていませんでした。 ステロイドの点滴投与で、からだがほてり 11月でも夜に窓を開けないと、 暑くて暑くて仕方がありませんでした。 寝ては冷めての繰り返しですが 朝方、カップ一杯のインスタントコーヒーを ひとりで飲むのが
こころの幸せレシピ⑪ シェフ :梯 真由美 【材料】 ・自分をいたわる気持ち カップ1 【調理法】 ・五つの味と性質を意識します。 夏の代表的な果物といえば、 私の頭にまっ先に思い浮かぶのが『すいか』です。 すいかは、天然の白虎湯(びゃっことう)と呼ばれ 夏の、暑気払いに優れた働きがあるといわれています。 昔のように、井戸や谷川の水で冷やす程度が、 甘味も増して一番美味しいようです。 現代の環境では、自然の水で冷やすのは難しいかも知れませんが からだを冷やす寒
こころの幸せレシピー①シェフ 梯 真由美 【材料】 ・ベターな気持ち カップ1 ・ベストな気持ち 大さじ1 【調理法】 ・材料を混ぜ合わせ、よく振ります。 9歳のときに大病を患い、生死をさまよいました。 何とかたすかった後、お医者さんが最初に言われたのは 「何でもいいから、食べたいものを食べるように。」 ということでした。 口の中も喉もただれてしまって 固形のものが、なかなか食べられなかったので、 プリンとソフトクリームを食べるのが、楽しみでした。 病院の食事
こころの幸せレシピ②-2 【材料】 ・元気をとり戻したい私 ・ヒーリング用のグリーンクレイ(イライト) 大さじ3 【調理法】 ・バケツにふくらはぎまで浸るくらいの熱めのお湯を注ぎ クレイを入れて混ぜるだけ シェフ :梯 真由美 私の鍼灸マッサージ治療院に、 「調子が悪いんだけど、どこがどんな具合なのかわからない。」 というクライアントさんが来られることがあります。 あまりにも疲れていると、 肩に力が入っていることも、 呼吸が浅くなっていることも お腹の動きが
こころの幸せレシピー④シェフ 梯 真由美 【材料】 ・こころの隙間を吹き抜ける風 【調理法】 ・ほっとできる安心感 カップ1 ・切ない気持ち ひとつまみ 秋が深まり、朝晩が肌寒くなってくると 無性に具だくさんの豚汁が食べたくなります。 たまねぎ、長ねぎ、にんじん、大根、豚肉 これに、わが家に受け継がれている味には 必ずさつまいもが加わります。 高校1年の時に、東京で寮生活を始めました。 関西育ちの私は、それを「ぶた汁」と呼びます。 「とん汁」と初めて聞いた
こころの幸せレシピ③環境汚染も、薬剤の問題がなくても シェフ 梯 真由美 (鍼灸マッサージ師) 【材料】 ・集う『気』 無限大 【調理法】 ・和む気持ちを、たっぷり注ぎます。 こころとからだが喜ぶようなご飯を 毎日おいしく食べられたら、 少々の悩みや疲れは吹っ飛ぶんじゃないかな。 と私は感じています。 おいしく食べるには、 まず、お腹がすいた状態が必要ですね。 ご飯の前に、おやつを食べ過ぎていたり 甘いジュースを飲みすぎていたりすると どんなごちそうを前にして
こころの幸せレシピ⑤シェフ 梯 真由美 【材料】 ・気配り カップ1 ・茶目っ気 大さじ3 【調理法】 ・すき間に在るものを感じてみます。 わが家では、夫婦の記念日に ごちそうを準備したり、プレゼントを用意したりは していません。 30回目の結婚記念日も、そうとは気づいていましたが 日常と変わりなく過ごしていました。 最近からだのメンテナンスに、娘さんの送迎で 私の施術を受けてに来てくれている、古くからの友人が 「今日、結婚記念日でしょう。」 と、ケーキを
こころの幸せレシピ⑥ ぬくもりを感じていますか シェフ 梯真由美(鍼灸マッサージ師) 【材料】 ・冷えたこころとからだ カップ1 ・温かい心配り 無限大 【調理法】 ・陽だまりで、こころとからだを包みます。 紅茶を飲むとき、ふだんの私はストレートでいただきます。 お店で、 「レモンとミルクのどちらにしますか?」 とたずねられると、ほとんどの場合 「レモン」と答えます。 でも冬になると時々、 無性にお砂糖入りの甘いミルクティーが飲みたくなります。 そんなとき私
こころの幸せレシピ⑦大切な香りがありますか シェフ 梯真由美 (アロマセラピスト) 【材料】 心地よい香り ひとつ 【調理法】 自分の感覚を素直に感じてみます。 10月の末に、予約していた青橙が届きました。 橙の果実は季節を経て、 濃い緑色から黄色、お正月の頃には橙色に変わります。 冬に熟した実が、年を越しても落ちにくく、 2~3年なり続けるそうです。 越冬した実が春を迎えて夏になり、また青緑色になって、 ひとつの木に新しい実と前年、 前々年に残った実とが混
こころのしあわせレシピ⑧ シェフ 梯真由美 (鍼灸マッサージ師) 【材料】 飾らない気持ち カップ1 スパイス 少々 【調理法】 あるがままをいかして、味つけをします。 ピンポン玉くらいの玉ねぎと、 ひと口大くらいの小さなじゃがいもを 皮だけむいて作る、ころころカレーが好きです。 30個くらいのミニミニたまねぎと、 10個くらいの粒じゃがいもが お鍋の中で、転びます。 ころんころんと回りながら、やわらかく甘くなり スパイシーな味をまとって、できあがりです。
こころの幸せレシピ⑨菌は生きている シェフ 梯真由美 【材料】 ・こころの余裕 たっぷり 【調理法】 ・ゆっくりと時間をかけます ヨーグルトにチーズ、発酵バター、パン 酒や味噌、漬け物、納豆など 目には見えないけれど、微生物が時間をかけて、 美味しくしてくれる食品がたくさんあります。 時間をかけることで、味わい深くなりますね。 ・・・・・・・ インターネットの普及で、瞬時に情報が得られ 便利になった事が多々あります。 私は、視覚に障
こころの幸せレシピ⑩執着は宝もの シェフ 梯真由美 【材料】 ・こだわり カップ1 【調理法】 ・私好みに味つけします。 紫たまねぎを輪切りにすると、ぐるぐる渦巻き模様がきれいです。 辛味や刺激が少ないので、 薄くスライスして水にさらすだけで、彩りのよい シャキシャキ美味しいサラダになります。 塩で軽く揉むと、すぐにしんなりして それはそれで美味しいです。 同じサラダに加えても、シャキシャキとは違って 別物のような食感と味わいになりますね。