【初級QA】テスト実行で評価されるためのポイント Vol2(改善提案)
といったように改善提案をすることはありますよね?
QAとして力の見せ所がこの改善提案だと思います。
「自分の提案が仕様になる」といったところがとても魅力的ですよね。
自分の考えた案が世に出ることはとても嬉しいことです。
私も自分で考えた案がWebサイトやアプリに公開されたときは、
とても嬉しく「QA楽しい~」と思ったことがあります。
少~しだけ自慢ですが、
私は自分で考えた仕様がいくつか特許になっています。
なので改善提案というのは自分だけの財産にすることも可能なのです。
ただし、自分の思ったことをそのまま伝えただけでは、
ディレクターから「現状で問題ありません」と返されてしまうだけです。
本書では少しでも自分の提案が承諾されるためのポイントを書いていきます。
ポイントは2つ
・何故改善したいと思ったか
・どう改善すればいいのか「例」を挙げる
になります。
以下詳しく説明していきます。
1,何故改善したいと思ったか
当たり前ですが、結論だけ伝えてもただの我儘になってしまいます。
何故その仕様を変えたいと思ったのか?
その意見を対応するとどういったメリットがあるのか?
を伝える必要があります。
悪い改善案:
・・・・こんな適当に書くやついるか??と思う人いますよね。
いるんです!たぶん10人規模のチームだったら1人くらい出てくると思います。
これでは間違いなく
となります。
じゃあどうなるといいのかというと
良い案:
といった感じで
・結論
・理由
・効果
のような形で文章を構成すると相手側にも納得した形で届くと思います。
(例文が下手ですいませんw)
2,どう改善すればいいのか「例」を挙げる
これは必殺技です!!!
どう改善すればいいのか例を挙げると仕様変更を
「承諾される確率がグッと上がります」。
ポイントは1つあって、
改善例を「3」つ提示することです!!!!
どういう意味なのかというと、
こんな感じ↓
上記のように複数案を出して挙げるとディレクターから
「お、その仕様いいですね」って言われる可能性が上がります!
ちなみにたくさん出せばいいというわけではなくて、
「3つ」がベストな数になります。
※統計学的に4つ以上は承認される確率は変わらないそうです。
これはQA太郎も何度もこの手法は使っています!
提案の準備にはけっこう時間がかかるものの、
自分の案が仕様化される可能性はかなり上がります!!
ぜひ騙されたと思って一度TRYしてみてください。
まとめ
最後までご覧くださりありがとうございます。
今回は自分の提案を仕様化するまでの方法を簡単にお伝えさせていただきました。
質の良い改善提案は他部署からも大きく評価されるのでおすすめです。
資料作りなど面倒なとこは出てきてしまいますが、ぜひチャレンジしてみてください。
また、起票に関する内容は以上となります。
過去、起票文や質問文に関する内容を書かせていただきました。
ぜひ読んでみてください。
Next Action
次は「管理者に好かれるテスターってどんな人?」っていうのを書かせていただきます。
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