【初級QA】テスト実行で評価されるためのポイント Vol2(質問の仕方)
前回は起票文の作成方法をお伝えしたかと思います。
(間隔が空いてすいません><家庭の都合でブログ書けずでした)
今回は質問文や質問の仕方にいてお伝えしたいと思います。
※文章というよりも聞き方がメインになると思います。
質問は聞き方1つで印象が良いものもあれば悪いものもあります(TT)
皆さん、こんな質問していませんか??
パターン1
パターン2
パターン3
こんな感じの質問をしたことないでしょうか?
私は何回もありますw
このパターン1~3はこんな感じな思考にさせてしまうので注意が必要です
パターン1(失礼な聞き方)
‐過去に聞いた可能性があるのに自分が忘れてしまって聞いている可能性がある
パターン2(上からな聞き方)
‐威圧的かつ、知的な感じを出そうとしてる
‐自分の説明が下手だと思わせてしまう
パターン3(相手が疲れちゃう)
‐余計な文章が多すぎて結論から言えてないので、読むのが辛い・・
一見普通の文章かも・・・ですが実は落とし穴があったりします。
今回は上記3点について解説させていただきます。
1,失礼にならない聞き方をしよう
「これの資料ってどこにありましっけ??」
「この意味教えてください~」
「次何やったらいいでしょうか?」
・・・・・「前に教えたやろが!!!」って思われてる可能性があります!
相手の説明が下手で伝わっていないから、
「もう1度聞いている」ってことはあると思います。
ただし話し手は、
下手上手い関係なく「もう伝えた」という気持ちでいます。
皆さんもそうだと思いますが、一度伝えたことを再度聞かれると、不安やストレスなど感じることないですか?(私は断然ストレスを感じるほうですw)
聞き手に悪意はなくても自然とこういった攻撃を与えている可能性があります。
ではどうすればいいのかというと、
1文付け足すだけで少し和らぐことができます。
前に聞いていたらすいません
これです!!!!!
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‐前に聞いてたらすいません
‐以前に伺っていたら申し訳ございません
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のように一文付け足すだけで印象が変わります!!
「え?これだけ?」って思う方いると思いますが、
この一文を付けるのと、付けないでは全然違います!
確実に一度も説明受けてない・・と自信をもって言えるのであればこれをつける必要なありません。
ただし自信がないならつけたほうが無難です。
すごく当たり前なことでも、できていない人もたくさんいます。
嘘だと思ってこの1文をつけてみてください。
相手に与えるダメージが少なくなります。
2,「感謝」と「何を聞いたか」を伝えよう
「今のって〇〇っていう認識で良いでしょうか?」
「要約すると〇〇って意味でいいんですよね??」
上記のように「~という認識でよろしいでしょうか?」
って聞いちゃうことあります・・よね?私もたくさん使ってましたw
これは以下のネガティブな効果があります。
‐聞き手が知的だと思わせている、かつ威圧的に見える
‐話し手が「自分の説明が下手だったのか↓↓↓」と思ってしまう
「~という認識でよろしいでしょうか?」はかしこいような文章に見えますが、相手に与えるダメージは大きいです!!!!
こちらの例文をご覧ください。
<例>
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少しまとめると、
QA太郎さんのブログはQAに関する記事が書いてあり、
年収UPのための秘訣が書いてある、という認識で良いでしょうか??
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まあ~~いいんですが、
毎回こんな感じで聞かれたら私はちょっと嫌ですww
じゃあ、認識合わせはしないほうがいいの??
と思う方もいると思いますが、もちろんそんなことはありません。
相手の説明に対して自分の考えが合ってるかを確認することはとても大事です。
ここで大事なのは
・説明してくれた人に感謝の文を入れる
・理解した内容を質問ではなく説明文で書くこと
・(可能なら)良い所感を書く
<例>
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ご説明くださりありがとうございます。
QA太郎さんのブログはQAとして年収1,000万円に達成するための方法が書いてあることを理解できました。
面白そうですね!私も真似して年収1,000万円超えたいと思いました。
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といった感じで書くと説明者はかなり気持ちよくなると思います!!
感謝・・・説明してくれてる人もあなたのために時間を使っているので、「ありがとう」を文章にして伝えることがとても大事です。
どんな小さい説明量でもこれを付けるのはマストです!
よく「承知しました」だけで終わる人いますが、論外です!!
理解度の説明・・・自分が理解した内容を質問ではなく説明で書くことによって説明者に「質問を返信させる」という余分なタスクを作らなくていいので時間の効率化に繋がります。
あとは威圧的な感じもなくなり、雰囲気の良い文章となります。
あとはこれなら理解している箇所が違う場合、説明者から指摘をすることも可能なので認識合わせができると思います。
所感・・・これはできたらでいいと思います。ただし、(良い)所感を入れるだけで質問者はかなり好かれます!!!(評価UPになると思います)
私もそうなんですが、自分の説明を良い解釈してくれるととても気持ち良いですし、「またこの人に説明したい」と思えます
といった文章構成をするだけでダメージを与えていた質問から、
相手を気持ちよくさせる文章に変化します。
最初は難しいかもしれませんが、おすすめです。
また普段の会話(主に雑談)でも使える技術なので、
慣れるとトーク力も上がるかもしれません!!
3,長文の理想を捨てて、即結論を
長文は読むのが疲れます!!!(体力低下)
返信するのが嫌になります!!(モチベーション低下)
質問するときに
‐丁寧に書かないと。
‐長文のほうがかっこいいし、伝わるはず
‐相手に伝わらないと嫌だ
と思うあまりすごく長文になってしまうことないですか??
以下をご覧ください。
<例>
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お疲れ様です。
QA太郎のブログを拝見させていただき、
疑問に思うことがあったので質問させていただけると幸いでございます。
おそらくですが、QAに関する知見をnoteに記載し、
共有するブログだとは思うのですが、
確信を得ていないため質問させていただきました。
ここで確認したいのはQA太郎さんのブログは何を書かれており、
どういったことを目的とされているのかご教示いただきたいと思います。
またそれに関連する資料などもあればご共有いただけますと幸いです。
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こんな回りくどく聞く必要はありません!w
読み手も解読しないといけないので疲れちゃいますw
疲れる文章は必然と返信を後回しにされてしまうので注意が必要です!
すごく当たり前なことをいうと、
結論と何故質問したか・・を聞ければOKです!
<例>
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お疲れ様です。
前にお聞きしていたら申し訳ないのですが、1点質問です。
【質問】
QA太郎のブログってなんですか??
【質問した背景】
QA太郎に関する資料が見当たらなかったので質問させていただきました。
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こんな感じで質問と質問した理由を簡潔に書くだけで十分だと思います。
もちろん記載内容に不足がある場合、逆に質問をされてしまうかもしれませんが、そこは「恐れてはいけません」!
文章が長文になってしまう人や、時間がかかってしまう人は相手に逆に質問が飛んできてしまうことを恐れがちです。
そこを気にして本来の作業に支障が出てしまうのは本末転倒です。
1度や2度失敗したって次の文章で挽回すればいいのです。
質問は簡潔かつ時間を使いすぎないのが大事です。
逆質問など気にしないでください。
4,まとめ
最後までありがとうございます!
本書では
‐失礼にならない聞き方
‐感謝・理解した内容を説明・(良い)所感を伝える
‐長文の理想を捨てよう
の3つを紹介させていただきました。
普段意識してなかったの質問が
意識するだけで相手の受け方が(大きく)変わるのを理解していただけたかと思います。
「質問」が素敵な人は評価されやすいですし、
周りからも好かれます。
ぜひ意識して使ってみてください。
また最後までご一読いただいた方ならなんとなくわかるかもしれませんが、
本書の「質問」に関する内容はQAだけではなく、
他の職業の方でも役立つ内容かと思います。
ぜひQA以外の方でも意識した質問を取り組んでみてはいかがでしょうか?
Next Action
次回は「改善提案を報告する方法」について説明させていただきます。
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