選考大会と一般的な大会は違う

どーも!黒田祐加です。テニスのお仕事全般にしています。今日は大会にも種類があることをお伝えします。

大会は結果を出すことが求められる大会もある

先日静岡県ではインターハイの県予選がありました。こちらはその大会で3名以内に入った選手がインターハイの切符を手にする1発限りの選考大会がありました。

同じ日程で、千葉県柏市では、U12 U14の全国選抜選手権大会がありました。この大会で上位に入れば、ワールドジュニアに代表選手に選ばれるかも・・・という大会でした。

さてこの2つの大会は同じようで違います。

インターハイ予選は過去の戦績は関係なくノックアウト方式、負けたらインターハイに出場できない大会です。

全国選抜選手権大会はこの大会で上位成績だったとしてもワールドジュニアの代表が確約される大会ではありません。あくまで選考の参考にする程度です。

どちらが準備をする上で難しいかというとインターハイ予選でしょう。当日の体調はもちろん、メンタル的な部分もかなりのプレッシャーがあります。

「勝ちにこだわらなければいけない大会」

勝ちにこだわる大会でのパフォーマンスはリスクを取りすぎないことが大切になります。ただし、リスクを取るべきタイミングがきたら、リスクを怖がらずに攻めなければいけません。そしてそのリスクと正面から向き合う必要があります。

私はジュニアの頃、ノックアウト方式の選考会は至って苦手でした。特にU12 U14の時はほとんど勝って全国大会の切符を手にしていません。しかし、高校生のときは切符を手にすることができるようになりました。そこには経験というものが蓄積されていたことも考えられます。

プロになるとノックアウトの選考大会はほとんどありません。オリンピックの選考もほとんどランキングで決まります。過去の実績が大きく左右するということです。

自分が出場している大会はどのような大会なのか、しっかり理解しておくことはとても大切です。負けたら、東海大会、全国大会の切符が得られないのであれば、リスクとどのように向き合って練習するのか、これはとても大切になります。

しかし、勝つことだけがすべてでもありません

勝つという目的に対してどのように準備するのか、そこを怠ってはいけません。

また「負けたら、どうしよう」と準備の段階から心配するのは時間がもったいないです。負けたら、また改善して次の大会に挑戦するのみです。

準備すること、そこにフォーカスして大会に挑戦していきましょう

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