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自信と経験

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。
さて、今日は自信と経験の因果関係についてお話します。

自信を持つ


先日U12全国大会を視察して感じたことは、ほぼ全員の選手が全国大会出場は初めてだけど、自信に満ち溢れている選手が多いと感じました。おそらく、U12から全国大会に出場できる選手はエリート街道にのっている選手で、小さい頃から地域大会での成功体験を積んできた選手が多いこと、そして初めての全国大会という会場の雰囲気がそうさせていると考えます。さて、彼らの全国大会の経験値はゼロに等しいけれど、客観的に見たら自信に満ち溢れています。どこからその自信はくるのでしょうか?

経験を積む

「経験を積むと自信が持てる」と言われています。しかし私は経験を積むことで、得られることは自信ではなく、成功しない方法を知ることだと考えます。
迷路で例えると行き止まりと正ルートの分岐点を経験から正ルートを選択をできるということです。
・この場合はこうすると失敗する
・この状況でこの判断すると自分の首を絞める
経験の多い選手(ベテラン)選手が必ずしも全員が若手より自信を持っている訳ではありません。

自信はどこから来るのか?

私は現役で大会を回っていた時、先輩のプロテニスプレーヤーから言われた言葉が今でも大きな財産になっています。
「根拠のない自信」
「心のガソリン満タンに」
自信に根拠を求めても仕方ないということだと思います。
そして心のガソリン満タンにってところは常に給油しろということで、それは、ストレスを溜めないことや笑うこと、楽しむこと、自分が好きなことをやることだと思います。
U12の選手たちは、大好きなテニスで初めての全国大会という舞台。これだけで心のガソリンは満タンになっていて、自信に満ち溢れた行動や態度をとり、客観的に自信のある選手を演出しているのだと思います。そこから彼らは多くの経験を積んでいくのだと思いました。


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