PMBOKとは?プロジェクトマネージャーに必要なガイドブック
プロジェクト推進ツール_PYXIAを開発中の小栗です。
プロジェクトを成功へと導くためには、プロジェクトを適切なステップや各フェーズで見なければならないポイントを知っておく必要があります。
本記事ではプロジェクトマネジメント手法として代表的な「PMBOK」をご紹介していきます。
PMBOKとは?
プロジェクトマネジメントを学ぼうと思うと必ず直面するキーワードがPMBOKではないでしょうか?
ChatGTPに聞くと、以下がかえってきます。
つまり、PMBOKは、プロジェクトマネジメントに関する標準的な手法や最善手をまとめたガイドブックのこと。
※ちなみ、PMIは日本支部もあります。
PMBOKはプロジェクトマネージャーだけが知っていればよいものでもない
PMBOKの知識は、プロジェクトマネージャーになるために必要な知識と思われがちだが、プロジェクトチームのメンバーやステークホルダーにも役立ちます。
たとえば、チームメンバーがPMBOKを理解することで、プロジェクト全体のコンテキストやプロセスについて把握し、効果的にチームと協力することができます。
また、ステークホルダーは、プロジェクトマネジメントの言語やプロセスを理解し、プロジェクトチームと効果的にコミュニケーションを図ることができるでしょう。
PMBOKを活用するために
PMBOKの中身は以下の表で表現できます。
プロセスグループ: プロジェクトマネジメントのプロセスは5つのグループに分類されます。
起動: プロジェクトを開始するためのプロセス。
計画: 目標を達成するための計画を立てるプロセス。
実行: プランに基づいてプロジェクトの実行を行うプロセス。
監視と制御: プロジェクトの進捗を監視し、必要に応じて修正を行うプロセス。
完了: プロジェクトを閉じるためのプロセス。
ナレッジエリア: プロジェクト管理に関連する10のナレッジエリアがあります。
結合管理
スコープ管理
スケジュール管理
コスト管理
品質管理
資源管理
コミュニケーション管理
リスク管理
調達管理
ステークホルダー管理
プロジェクトの進行状況に応じて適切なプロセスを選択することが重要。例えば、小規模なプロジェクトでは、必要なプロセスを選んで実施すれば良いとのこと。
しっかり選択し、見極めましょう。
重要度が高いのは「計画」プロセス
表をみてわかる通り、項目が計画プロセスに集中しています。
このことからもわかる通り、「計画」はプロジェクトマネジメントにおいて最重要である。PMの腕の見せ所でもあり、このプロセスがこけると、すべてがうまくいかなくなる可能性もあります。
計画の質ももちろん重要ですが、計画の可視化することで、プロジェクトの目標や目的を明確に定義し、プロジェクトチーム全体が共通の方向性を理解できるようなります。これにより、各メンバーが自分の役割や責任を理解し、目標に向かって一体となって作業することができます。
プロジェクトマネージャーとして苦手意識があるかたは、まずはスコープ、スケジュール、コストだけでも、可視化しておくだけで、メンバーは迷わず行動ができるでしょう。
ーーー
最後に告知させてください。
DXの発達や働き方の多様化により現代は、多くの方が複数のプロジェクトに携わるケースが多いのではないでしょうか。そして複数のプロジェクトを持つことで、状況把握や瞬時の判断など、ハイレベルなスキルが求められます。
そんな方々をサポートするため、プロジェクト推進ツール_PYXIDA(ピクシダ)を開発中です。
PYXIDAを利用することで、だれでもプロジェクトが推進しやすくなるようになり、今までのプロジェクト管理ツールとは違い、計画の質を高めるタスク提案と具体的なアクションに落とし込むタスク分解の機能を持ちます。
資料はこちら:https://drive.google.com/file/d/1qL8WMTnecZnvU_xoypOiS4BN52BB-VZe/view?usp=sharing
2024年7月にテスト版をリリース予定。
ぜひ、テストユーザーとして、ご協力いただけないでしょうか?