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焦りから生まれる行動の結果は・・

私は、内面の不足感をいつも感じているタイプの人間でした。
それゆえ、いつも答えを周りに求めてしまいます。
そういう癖があるというのはわかっているので、本当に自分で決めなきゃと思う時は、自分に答えを聞くのですが、そういう時でも、
「こうしたほうがあの人が喜ぶかも?」
「この方が良く見えるな」
と、自分の感情を主軸におかずに、周りからの見え方や周りが喜ぶ方を選んでしまっていました。
選び方がわからなかったのです。

焦りからの選択はうまくいかない

私は現在、個人事業主として仕事をしています。
でも、仕事の収入が欲しい金額に満たず、懐事情は厳しいです。
にもかかわらず、自分の事業を頑張るという思考にいかず、やっぱりバイトでもしようかなという考えに向いていました。
完全に不安からきている思考です。
どうしていいかわからないというのが現状なのですが、
うまくいかなさを直視していないという状態です。

午前だけ週3でできる考えずに一人黙々とできそうな仕事がいいなと、
農家のお手伝いを選択。
関係者も言い方ばかりで、仕事内容も結構好きな黙々系。
筋がいいね!と褒められて、「お!やっていけそう」と思っていました。

リセットが入った

しかし、2日目の帰りに歩けないほどの右足の痛みを感じました。
たった3時間半の作業時間です。
見るとひざの裏がぽーんとはれ上がっていました。痛くて曲げられないし伸ばせない。
足をひきづりながら歩くのも一苦労です。
もう、自分は歩けなくなるのかと思うほどの痛みで、絶望が襲ってきます。

流石にこれは異常事態だ!と病院へ行って診てもらったら、
ひざ裏に水が溜まっていることが判明!
レントゲンにMRIまで撮ったので、医療費は8千円を超えました。
2日間のバイトで稼いだ額は6千円。全部医療費で消えました笑

何が現象化されたのか考える

いつもなら、感情の起伏が激しいほうなのでがっくり落ち込むとかする私ですが、今回は落ち着いて、これは私の中の何が現象化された状態なのかを考えました。
うん、悩まなくてもわかる。
自分の事業に向きあわずに、安易にお金を稼げるアルバイトをしていることがおかしいって事か!とすぐに判明。

実は心の奥底ではわかっていました。
自分の事業を放って、アルバイトに手を出す。
なんとなく、日銭を稼いで安心感を得たいだけの安直な行動であるという事。なぜ、個人事業主になったのか。自分は何をしたくてこの労働形態を選んでいるのか。
肝心なところで、自分と対話しきれない、自分の意見を聞き入れない、というか、自分を信用してあげられない私がまた出てきたのです。

自分の仕事の受注を伸ばすためにやるべきことをやってない。
会社員時代ならしていた、徹底的に考えてPDCA回すとかもせず、自分の感情に向き合わず、とりあえず思考回路停止させて、運動がてらバイトでもしておこうかという甘い考えが神様にはお見通しでした。

この時、実は後2社くらいアルバイトの応募をしていました。
どれも自信満々で、受かるものだと思っていて、どうやって調整していこっかなとか舐め腐ったことを考えていました。
しかし、神様は見ています。
2社とも採用されませんでした。

「今、バイトに逃げてる場合じゃない」
「自分のやろうと思って始めたことをやり遂げろ」
という声が聞こえた気がします。

焦りだすと何も見えなくなる私。
また悪いところが出てしまいました。
膝の負傷で自分と向き合わざるを得なかった1か月でしたが、
あーやっぱりリセットであるんだなと、大いなるもの?自然の法則?
道を逸れた自分に気づきました。

アルバイトは辞めた

農家のアルバイトは2日目にして辞める事になりました。
というか、したのか。
いい方々ばかりだったので、心苦しかったですが、歩けない私にできる仕事はない。そして、今は自分の事業と向き合う時なのだと再認識。

アルバイトに逃げてはならない。
自分が何をしたくてこの選択をしているのか、改めて自問自答していく覚悟が生まれた6月でした。向き合う勇気を持たないと!





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