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某コンビニ三社参り

とある飲料のクーポンを頂いたことと、その交換先が大手コンビニA社(あえて伏せさせていただきます)であったこと、さらには交換期日が迫っていたことからある日の仕事帰りにコンビニAに立ち寄って帰ることにしました。


【1店目】駅近くの店舗にて

電車を下車した最寄り駅にはすぐ近くにコンビニAがあります。

駅利用者が多く利用する店内は比較的狭い店舗です。

所狭しと並ぶ商品は、それぞれの点数は多くないですが、種類はそれなりにあり、駅利用者が購買の可能性が高い商品を厳選されている印象があります。

例えば書棚は雑誌などの種類はさほど多くないですが、新聞などは豊富に置いてあります。

レジ待ちの方が並ぶ通路などには、小袋のお菓子などが、「ちょっと買ってみよう」と買えるようにか、多く並ぶ印象です。

朝夕のラッシュ時には客数が多く、朝は朝食を、夕刻は夕飯のお弁当やお酒とおつまみを手にした方を多く見かけます。

コンビニのレジ作業とは得てしてスピーディなものですが、この店舗の店員さんは輪をかけて素早く手際が良い印象があります。

とくに朝は時間に余裕がなく一本でも早い列車に乗りたいなどのお客様で殺気立ってすらいます。そのような方々へ対応するスピードと正確性と緊張感が感じられます。

とはいえ、「対応人数の多さ→経験値」となるのでしょうか。

その対応は無機質、無味乾燥といったら味気ないものではなく、笑顔と明るいお声がけで陽の雰囲気を醸しています。


【2店目】裏通りチックな通りの店

先程の1店目では、あいにく探している商品が無く、帰り道のなかでも車通りの多いメインとは異なった、いささか裏通り的な道に面したコンビニAの店舗に立ち寄りました。

こちらは立地とも関係するのでしょうか?もちろん商品が至る所に並んでいるのですが、とにかく何かが足りない。

簡単に言うと「活気がない」

その日はちょうど店員さんが複数名飲料の並ぶ冷蔵庫の前に集まっており、何やら作業をされていた様子でした。

そしてレジには1人の屈強そうな男性店員が腕組みをして、いわゆる『仁王立ち』で睨むように立ち続けていました。

こちらのお店にも探している商品がなかったので店を出ようとすると、そのレジ内の仁王はふんぞりかえるような姿勢を崩さず目だけで私を追っておりました。

入店から退店まで「いらっしゃいませ」などの声掛けも一切ありませんでした。

全体的に感じた印象は、今後立ち寄りたくないとあらためて思った店舗でした。


【3店目】住宅街の交差点の店舗

駐車場が広く、トラックや社用車などお仕事の途中の車が多く止まっている印象があります。車内でひとときの休憩を取っている方が多く見られます。

駐車場の片隅には、灰皿が置かれており、周辺には常に数名の喫煙者が集まっています。

店内には、イートインスペースがあり10名ほどの方が座れる座席が置かれています。

そこには新聞を読む方、何やら学習している方などおりました。

こちらは非常に開放的で、「陽気」な雰囲気が漂っており、商品の品揃えも豊富。

通路にも幾分余裕があります。

経路的に最後の望みであったこの店舗にて、求めていた商品に出会いました。

レジも主婦層を中心に構成されているようで、応対にも笑顔や余裕が感じられてホッとします。


おわりに

時折立ち寄るコンビニに、ハシゴするということはあまりありません。

今回は同日に3軒立て続けに訪れることで3者の相違点が明瞭に浮かび上がってまいりました。

これまで感じていた印象の再確認という感じもあり、その日だけの雰囲気などではないことがわかりました。

立地環境、立ち寄る客層、スタッフなど様々な要因からつくられるであろうコンビニのカラー。

別に必要なものが買えればそんなの関係ない。

と、言ってしまえばそれまでですが、比べてみることでこのように差がハッキリしますと、今後の足の運びやすさへと影響が出るのは必至だと思います。


おしまい

最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。