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ごく最近の興味深い医学研究


最近の興味深い2研究についての紹介ですが、いずれも九州大ということで、九大が頑張っております。

【1】カイコからワクチン?

新型コロナウイルス感染者の増大が報じられており、不安な声が聞こえてきているなか、明るい兆しとなる研究のニュースです。

なんとカイコが新型コロナウイルスのワクチンとなるタンパク質をつくってくれるという研究が発表され、今後の進展が期待されます。

サナギを食べるという接種法は、抵抗を感じますが、感染予防のためならそんなこともいってられませんかね…

世間では昆虫食が認知されはじめていることですしね。

【2】靴下のニオイ+バニラ=チョコレート?

嗅覚については、まだ謎が多いことを先日の記事でも触れましたが、

臭い靴下のニオイとバニラの香りが合わさるとチョコレートの香りになるというのは想像出来ないのですが、

ニオイは合わさると足し算が成り立つと考えられていたなかで、

生きた細胞でのニオイへの応答を解析することによって、ニオイ同士の拮抗作用、相乗効果などが認められました。

と同時に、嗅覚はより複雑なメカニズムであることが明らかになったようです。

8年がかりの研究だそうです。

以下のURLからは原著論文をみることができます。

https://www.cell.com/cell-reports/pdfExtended/S2211-1247(20)30795-6


最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。