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観ておきたい話芸

今年もよろしくお願い申し上げます。

かなり前の話ですが、

落語が好きで

立川談志師匠が好きで

立川流が好きで

と過ごしていると

『談志・陳平の言いたい放だい』という番組に行き着きました。

本番組は、2004年4月10日から2008年8月30日まで放送されていたものですが、ネット上で視聴することができたので、ひたすら観ていた頃がありました。

とにかく一言で言って『過激な』内容で、野末陳平先生の進行も談志師匠に対する対応も何から何まで素晴らしいのですが、一方で『立川談志』という人をより感じることが出来る番組であったと思います。

『立川談志』という方については、この方ほど評価がくっきりと二分される方もいないのではないかというくらい両極端に好き嫌いが分かれる方ですが、私自身、落語、書籍はもとより、この番組でとくに『人となり』を感じてより勝手に親近感を感じて、好き度が大きくなったものです。なのでみなさんが『立川談志』を再評価するのに好機となるコンテンツとなる気がします。

先日、談志師匠没後10年ということで、
『談志・陳平の言いたい放だい』の復活企画が放送され、その内容をYouTubeにて視聴することが出来ました。

志らく師匠と神田伯山氏のトークが非常に面白いです。

オープニングの談志師匠が憑依した志らく師匠のトーク。立川流の噺家さんは誰もが談志師匠の物真似が上手いのですが、流石は志らく師匠、ホントにイタコのようなといいますか、素晴らしいです。

往年の談志・陳平の映像が再び観られる点も嬉しく、いい歳したおじさま2人がハリセンで叩き合う光景はスリリングかつ秀逸なるエンタテイメントです。

また噺家『立川談志』を見ることも出来ます。

伝説といわれる2007年よみうりホールの『芝浜』へと繋がったといわれる『芝浜』もノーカットで放送されています。

正月特番に辟易しているような方にはもってこいの動画だと思います。

ぜひご覧下さい。


おしまい


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