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中小情シスで来客用のお茶を廃止したときの話

社内のお茶出しは廃止済

 実は、私が入社したときには、まだ「お昼の社員向けのお茶出し」というのが行われていました。女子が交代でお茶出しするっていうヤツですね。

 情シスは、私が配属されたのとほぼ同時に廃止されました。それまで女子は一般職しかいなかったので当番でお願いしていたが、総合職で入ってきたんならこんなことさせる必要ないでしょうと。ありがたい限り。

自分の休日に会社のために買い物行けとか、わけわかんない

 しかし、来客へのお茶出しというのは変わらずあり、これは若手社員か女子社員が指名されて入れるか、窓口の総務社員に入れてもらうか、どちらかという感じでした。
 気分転換になるので、私はよくお茶出ししてました。

総務がお茶出しを廃止し、ペットボトル時代へ

 会社で受付を縮小(最終的に廃止)したんですよね。

 そのうえで「お茶の機材はおいておくので各自で」となったのですが、使う部署他にあまりないし、しばらく使わなかったりするとほこりがたまってなんかヤダし、ペットボトルでお茶を大量購入することに。

ベンダー定例会って、大量に人来ませんか?

 しかしまあ、これがわりと厄介で。というのは、基幹システム刷新などやっていると、1回の打ち合わせで平気で10人以上来客が来るんですよ。

 しかも、わりとペットボトルを持っていらっしゃる方もいるので、そういった方には「どうぞ、お持ち帰りください」なんてやったりして、これ荷物になるし本当にうれしいのかなあと思ってました。
 好きなものしか飲まない人とかいますしねえ。。。

 そんなこんなで大量に消費されるし、ペットボトルの在庫管理とか、なんだよこれ情シスの仕事かよって思いながら発注を担当してくださっている事務の方にお願いしてました。

コロナで断捨離を試みる

 そしてコロナで一気に会議がリモートになったもので、消費されなくなって、賞味期限が切れた在庫がたまっちゃいました。

 そこに引っ越しで断捨離迫られたのをきっかけに「もういい、今の在庫(賞味期限 切れ)は捨てちゃえ」って決めました。

 ちなみに書類もめっちゃ大量に捨てました。

お茶廃棄に怒る50代男子たち

 すると、なぜか「暑い中引っ越しまわりで工事がたくさんあるのにお茶を出さないのか!」と大騒ぎする方が複数いらっしゃいまして、面倒な話に。

 あ、ちなみにみなさん50代男子であります。

怒った50代男子は話が通じないのよ

「暑いのにお茶を出さないなんてひどい!」
「いや、期限切れているのを捨てるだけだから。そして、新しいものは各自自動販売機で各自の経費で買ってくださいってだけなんで」
「そもそもなんでもかんでも捨てるとかやめるとか。お茶くらい出すのが普通だろう!」
「いや、出したければかまいませんよ。会議室の隣に自販機ありますよね?必要ならまとめて買って冷蔵庫において置いたらどうです?」
「めんどうくさい。どうして今のものを捨てるんだ!」
「賞味期限切れだからですけど?」
「。。。。もういい、あとは上司と相談する!」

 その後その人の上長(こちらも50代男子)から「お茶は取っておくことにしましたよ」という話が来ましたが、「賞味期限切れ」であるということをあらためてご理解いただき(10分くらいかかった)、処分をしました。「なぜ賞味期限切れのお茶を取っておくことにこだわってるんだ!」なんていわれましたが。。。

あんたの部下でしょ、知らんがな。

気を遣う方向性の違いについて

 アスクルがコロナ禍の来客対応(お茶出し)について調査をしていますが、今の時候でお茶出しって結構センシティブだと思うんですよね。。。

 お茶は出されたら飲まないとみたいなところがありますし、コロナ禍でマスク外したくないですしねえ。。。

 この「出さないと失礼」と「出したら飲まないと失礼」というところを考えると、少なくとも当面は出さないのが正解なんだろうと思ってます。



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