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未来の自分に投資することが、やりたい仕事をやるための第一歩。

きっかけはアルバイトでした

 私の場合、これでしたからね。

 なんとなくブランドタッチができたほうが役立ちそうだなーと思って、やってみたらすごく楽しかったのでがんばってやっていたら、大学のクラブ活動で一緒だった友人からアルバイト紹介されたのがきっかけでした。

 仕事内容についての説明は「データ入力」でしたからね。
 これがすべての始まり。

 この当時から思ってるんですけど、私の知っている情シスは全体的に「実力主義」みたいなところがあって、やる気のある人、能力のある人にはどんどん仕事が回ってくるところがある仕事だと思います。

 ただ、問題は、すぐ任せてくれるんだけど、やったことと評価が直結しないところがあるってところかな。
 これはこの仕事の改善ポイントだろうと思っています

やる気がある人のところには、チャンスがやってくる。

 当時から、この言葉を大切にしていました。

 まず与えられた仕事に興味をもって一生懸命やること、そして、役に立っていると思ってもらえることってすごく大事だと思っていたからです。

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」

小林一三(阪急・東宝グループ創業者)

 当時はまだ「速く正確に入力できる」ということに価値がある時代で、できる人も限られていたけれど、そのうち自動化されていくだろうという恐怖もあり、自分の付加価値を探し求めていた気がします。

 そういった意味で努力はしていたし、努力の結果を、資格であったり、キャリアであったり、そういったところに結び付けようとしていました。

ちょっとした資料をサクッとまとめられたりする人は
どの組織でもそれなりに重宝されたりする

 そのうえで「この人をこのままの位置にはおいておきたくない」という人は「意思」を示すべきだと思いますね。それは別に「〇〇の仕事をやりたい」というダイレクトなものでなくても良くて、もっと言うとダイレクトでないほうが良かったりします。

 今の仕事を楽しそうにやって、そのなかで工夫改善していく。
 ちょっとしたときに「やりましょうか?」と仕事を取りに行く。
 そのなかで「こういう仕事をもっとやりたいです」とか「こういった仕事もしたいです」といった「意思」を見せていく。

 それだけでも、周囲の見方は変わってくるものです。
 まあ、私の派遣契約での待遇は、今だったらアウトな気もしますけどね。

ちょっとしたキャリアをアピールして興味を持ってもらう。

 まあこれは、新入社員としての就職試験とか、中途採用の面接とか、就職先での考課面談とか、そういったところでどうアピールするかだと思うんですけど、私の場合は、二次面接の中で下記のように発展しました。

・学生時代の商社情シスの派遣経験(データ入力・テスター)をしていた
・小学生時代からBasicとかプログラミングをやっていた。大学時代はUNIXとかもちょっと一般教養として取っていた
・ダブルスクールしていた専門学校で英会話・ワープロ・とあわせて、ついでに「情報処理」をやっていた

 もともとは英語を専門にしていたわけですが、残念ながら「英文科卒でTOEICの点数がそこそこ高い」人なんて山のようにいるわけです。

なので、そのほかにも「武器」を身につけたくて
いろいろとやっていたわけです。情報処理は「ついで」なのです。

 で、「このアルバイトは、何かきっかけがあったの?」という話から波及して、下の二つを例として挙げて盛り上がったわけですが、そんなの話の流れであって、あまり考えていませんでした。

 本来はもっと、先にストーリー考えておくべきだったんでしょうね。

 ちなみに、マーケティング部門にいたこともありますが、このときは、データ分析が面白かった時代で、職務上取れる資料で自分で資料をまとめて「こんな風にまとめてみたんですけど」と勝手に上司とか同期に提供したりとかやっていたら、マーケティング部門の部長さんにいきなり一本釣りされたというのが事の経緯。

 わりとこんなこと、あります。

本業以外のことに手を出す時間を作るためには、本業を効率化して成果を上げる。

 これも基本ですね。代表的なのはGoogleの20%ルールだと思いますが、地方の中小なんて普通にやっていたらそんな余裕ないわけです。

 ただ、仕事の中で「改善をするちょっとした余地」的なことは多くの仕事についてあるわけで、ないのは自分の時間や、お金なんですよね。

 なので、まず「本業を効率化して自分をひまにしてしまう」ということが必要だと思っています。

 ひと言でいうと、仕事の手順化とか自動化とかですよね。
 意外にこういうのみんな、手を出さないのよ。

 ちなみに、仕事にも会社にも「繁忙期と閑散期」ってあって、これまでは閑散期に改善とかをやって、繁忙期にはひたすら手を動かしていくみたいなことをやっていた時期もあるんですけど、ここ10年くらいはずーっとタスクに追われている感じですねえ。

 なので、一部の仕事を「やめてしまう」という意思決定も必要だったりします。

 やめていかないと新しい仕事は作れないですからね。
 これを積極的にやって、手順化とか効率化とかの時間をこじあけていかないと、次には進めません。

繁閑を逆転させる。

 あとは、やっぱりそれでも足りなくて、人が休んでいるときに働いたりもしていますけどね。当然その代わりとしては休みます。

 逆に、人が働いているときに休みます。
 この方がフォローしてもらいやすいので。

なんかこんな気持ちになることもあるから
こういうときは全部リセットします

 弊社の場合、土祝は営業しているので、できることではありますけどね。
 このあたりも、人と一緒じゃないと仕事できないとかやる気出ないとかいろいろあるけれど、仕事で独り立ちしてしまうと、一人で集中して考える時間がないと成果出せないんですよ。

 そういった意味で、リモートワークってそういった環境を作りやすいので、素晴らしいと思いますね。

 ちなみに、仕事以外のときにも仕事について考え始めるというのは、仕事の効率化に大変役立ちます。
 私はウォーキングしているときによく仕事のことを考えたり整理していたりしていますが、ここで突破口が見つかることが多いです。

 あとは、長時間労働と成果は残念ながら関係ないので「時間術」という考え方は大事だと思います。

 残業と言えば、以前まとめた記事もマガジンにしましたので、ご参考までに貼っておきます。「その2」が具体的で一番スキをいただいております。

それでは。

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