見出し画像

ものごとを本質的に理解するには時間がかかるんだぞ

#振り返りnote  の参加記事です。

結局、〇〇をすればいいってことだよね?

 情シスに限らず、何かを説明したときに言われることが多いのがこれですね。これを言われると何となくこちらの気持ちが下がっちゃう。
 マネージャーでもいますね。

「結局、自分は何をすればよいのか?」

 だけ聞いて「それだけやったからいいや」ってやつ。

しかも「いつ」とか「どこで」とかも全部聞いてこようとして、
それも含めて考えなければならない仕事ってありますからねえ。

仕事って何ぞやから理解していない人

 これ、結構あるんですよね。システム開発のプロジェクトでよくあるのは、問題を書き出して「これが問題です!」ということだけやってワーワー騒いで、実は大事なことは何も決まってないみたいなやつ。

 騒ぐのは仕事じゃない。どうにかするのが仕事なんです。

こういうチケットを見ていると、やりきれない気分になります

問題を理解すれば、物事は動き出す

 そして今期、今までよりも大きな組織の中で動くことが増えて、知らない人たちと仕事をすることも増えて、思ったのはこれです。

 誰もかれも仕事してないし、うまくいってないなーと思っていたら、
 そもそも「ものごとをどう進めるか」というのがわかっていない。
 わかっていなければ、できるはずがないんです。

 仕事について、個々の作業とか個別のスキルとかを言っているうちは、大きな仕事はできません。
 それを超えた本質を理解して、問題解決ができるようにならないと「成果を出せる人」にはなれません。

理解してもらうには時間がかかる

 私が情シスに異動してきたときには、このあたりが理解してもらえなくて、目の前にある作業ばかりをやっている人が多くて、心が折れることが多い日々でした。

 でも、言葉を変えながら、話し続けていく中で、少しずつ、少しずつ、チームで考えられるようになってきて、自分自身の荷物は減っていきました。

 それでも折れそうになる日はあるけどね。

 迷ったときには原点に返って、やれることを少しずつやっていきたいと思います。


この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,359件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?