システム屋さんは「とりあえずやってみよう」が苦手?
英語だと「ダメもとでやってみようよ!」って感じですかね。
優秀な人が緊急時に役に立たない理由
これって何回か経験あるんですけど、いくつかの事象が偶発的に発生して、やらなければいけないことが多すぎて、何から手をつければいいかみたいなときに動けなくなっちゃう人、います。
なんか優秀な人に多いですね。こういうの。
大規模事象のときには、リスクを取ることも必要
この記事で対応した事象では、まあそんなことのオンパレードで。
いろいろなシステム移行を一緒くたにしてやったあげくに、メール配信しているシステムの一部をGmailでの配信に切り替えたりいろいろやったんですけれど、偶発的な事象がたくさん発生しまして。
で、それぞれの機能担当者やインフラ担当者がバラバラに動いていて統制が取れていない状況が発生。
そこで、常駐しているベンダーさんから「これではだめです。無理を言いますが、ちょっと切り分けを手伝ってくれないでしょうか」と呼ばれて、なんか担当していない私が加わることになりました。
決断できないと、話が進まない。
そこで担当者が一堂に会したワケですが、席につくなりてんでんばらばらに「私はこうやってます。。。」「ぼくはこうやってます。。。」と「やっていること」について話し始めたんですけれどね。
まあ見事にてんでんばらばら(笑)
なので、上の記事にあるように事象を整理しながらやることの優先順位を付けたのですが、今度は「この判断の根拠は?」という話に進展します。
「発生した事象を整理して、わかっていることと、業務的なデッドラインなどを総合した結果です」
「情報を整理するためなので、絶対的な理由なんてないです。意見があれば調整していきます」
結論=やっちまえ。
判断を変える覚悟を持つ。
こういうのって、なんか思うんですけれど「100%の正解」を求めているんじゃないかと思うのです。
でも、システムのプロジェクトで100%「これが正解!」って言えるケースって、割と少なくてですねー。
だったら正解決めちゃうしかないのですよ。
あとは「判断を変えることがある」という前提を、チームで共有しておくことだと思います。
そこで大切なのは「目的を見失わない」ということですかね。
そのうえで、ロジカルに考えて、いったん仮説を立てて、その場で動くべき結論を出して、目的を踏まえてたたいていったら、最終的にやることは変わるかもしれない。
でもその「一度やって、やめたこと」は、無駄なことじゃなくて、正解にたどり着くまでのプロセスなんだ。
そう思うと、気持ちが楽になります。
あとは「コツ」としては、ふてぶてしくあることですかね。。。
心が折れそうになることもありますが、無邪気さを失わず、ふてぶてしく、前に進める人間でありたいと思います。
なかなか難しいけどね。。。
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