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トップに信頼される人になると仕事はもっと楽になるという話

日本の組織の基本はボトムアップだけど、トップダウンの考え方も必要不可欠

 これ、最近思っていましてですねえ。やっぱり日本の組織ってボトムアップ型で、だいたいきちんと回っている組織は、実務でちゃんとした人たちがいると思うんですよ。

 でも大きく舵を切るようなときには、トップがえいやって決めてくれないと困ることもあるわけで。

 この使い分けが大事なのだと思っております。ええ。 

 しかし、トップでぐいぐいやれる人って、なかなかおりませんねえ。
 この橋本さんの決断力にはびっくりしましたけど、そういった人ってなかなかいないものだと思います。

大切なのは、問題から逃げずに向き合い続けること

 なんにしても、相手の話を「ちゃんと聞け」というのが第一だと思うのです。一方的に自分の理屈だけを述べるようなやり方は、反発しかされないと思うのですよ。

 で、向き合い続けることで勝手に道が開けてくることって多いと思うの。

ストレートに「助けてくれ!」って言ってもなかなか助けてくれないことが多いけど
問題がきっちり伝わると「何とかしなきゃ」って動き始めるのが
日本の組織だと思います

 このあたりの考え方は、私はこの本に教わりました。

一度トップに信頼されると、知らないところで助けてもらえる

 そしてこれですかね。信頼されるには時間がかかります。でも信頼してもらえると、その後の人の動きは早いと思うのです。

 で、トップに信頼されると、こんなことが起きたりします。

・大事な連絡をしたときに、トップが即OKの連絡をくれる
・何か問題が起きた時に、トップが勝手に動き始めてくれる
・課題の対応を一緒に考えてくれる
・大問題が起きるとトップから直接コンタクトがあったりする(こわい)

システム刷新はたいへんだけど、トップとの距離が近くなる魅力もある

 事業会社で情シスをやっていて、DXやシステム刷新まわりに携わったりなんかしていると、

「何、なんで大変なところに突っ込んでいくの?Mなの?」

 なんて言われることもあったりします。Mじゃねーよ。

すごい勢いで怒鳴られたりすることもあるけれどさ
ちゃんと問題がつたわるとしゅっと静かになったりして
まあ面白い仕事でもある

 そして、これ、ずいぶん以前の本ですが、マネジメントの本質って、こういったところって今も昔も変わらないなって思いますね。

 しかし、教科書的にマネジメントが回せればよいのですが、
 そういったわけでもないわけで。

 改めて、難しくもあり、面白い仕事でもあるなーと思ったりしました。
 おしまい。



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