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在日本朝鮮文学芸術家同盟のHPに寄稿しました。

 在日本朝鮮文学芸術家同盟という団体がある。文芸同と略されることもある。

 文学は好きだが、芸術家というところでうへっとなる。ぼくはおよそ芸術とは縁遠くまたセンスのない人間なので。そのHPに寄稿した。もしよろしければ、読んで欲しい。

 この団体のトップの方が、ぼくの文章を好きらしく「書いて書いて。朝鮮音楽の祝典について書いて」といわれていたのだ。物書き冥利に尽きるのだが、基本ぼくはアホの子である。

 感想を書くのは実はとってもカンタンなのだ。ある程度の日本語を書ければ誰でも書ける。

1)余りの完成度の高さに目を見張った
2)異国である日本で、(北)朝鮮芸術が高いレベルで維持されている驚き
3)惜しみなく私は拍手を送った
4)ああ、素晴らしきかな民族教育。それに比べて日本は(以下略)
5)そして朝鮮学校に行っている補助金停止、減額措置なんてあり得ない!


 と書けばおしまい。技巧的な意味では非常にカンタンである。朝鮮アゲの日本サゲに徹すればよい。
 
 しかしそれは求められていないと思ったので、はっちゃけまくった。これはある意味朝鮮、挑戦なのである。

 これを載せることが出来るのか?やれるのか!オイ!

やれるのか!オイ!

 結果。まさかの無修正。「ビックフライ!オオタニサーン!」などという表現も直しなし。

 知らんぞ知らんぞ。そもそもこのWebページには日本人の投稿がない。もしかすると日本人初かも知れない。

 在日コリアンの友人は総じていい評価をしてくれた。求められているのだなと実感した。

 そしてアホの子を続けようと思った。

 まじめな話をすると、北朝鮮に渡航すると滞在中、ひたすら日本政府と国のトップの悪口に終始し、北朝鮮の小さなよいところを針小棒大に評価し、日本サゲの発言を続ける輩が一定数いる。

 横にいて正直嘆かわしい。実は北朝鮮本国の人も言うのだ。「私たちは自らの国を愛する人と交流したい」と。

 アホの子を受け入れる度量はあるのか。在日コリアン社会も、北朝鮮本国も。

 だから、ぼくは書き続け話し続ける。表現の自由の極を歩きながら。


サポートいただけたら、また現地に行って面白い小ネタを拾ってこようと思います。よろしくお願いいたします。