Xをやめたい
うまくいかない受験はそっちのけで同級生にウケそうな自虐ツイートを量産しまくり承認欲求を得ていた頃。
女性向け覇権ジャンルにハマり欲望のままをツイートしていた頃。いわゆる女オタク的行動は大体全部やり、友人にも恵まれ、本当に楽しかったあの頃。
社会人しんどいワロタw的なツイートをすることでメンタルコントロールをしていたあの頃。
もちろん相変わらずオタク。アイドルマスターを通じてたくさんの知り合いができて、絵を描いたり、ライブでエンカしたり。Twitterをしていたおかげで総合的にプラスだったことばかりだったけど。
しかし気づいた。
TwitterはXになってしまったし、勢いがあった"あの頃"とは違う。
新しい何かをみんなで楽しむためのツールではなく、あの頃一緒に楽しんでいた人は今どうしているかな、を確認するツールになってしまっている。
Xで新しい何かを得ようと思っても、擦れたポストばかりが目につき、純粋に「これ素敵だよ!」というものが流れてこなくなった。
(もちろん、おすすめ欄はその人の嗜好を反映しているわけで、擦れたポストばかり見ているから余計にそうなるわけだが)
Xをやめたい。
Xをしていても人生は動かないし、楽しいことは落ちていない。
仕事以外の限られた時間をX以外の何かで満たしたい。
少し前に、「人生にスクリーンタイムがあったらほとんどTwitterなんだろうな」というポストを見た。
本当にそう。
そうなんだけど、人生の大半をTwitterで過ごしてきてしまい、無意識のうちにXを開いてしまう。そこには何もないのに。
10年近く共に歩んできて、なんか面白くないな〜と感じることが増えたのは、年齢を重ねたからなのか、それとも本当にXが面白くなくなってしまったからなのか。
でも一つ言えるのは、今元気だからこう思うんだろうな、ってこと。
元気がないときや悩んでいるときは、同じような境遇の人が同じSNSにいることがこの上なくありがたかった。現実のコミュニティではないところで、同じ辛さを分かり合える人がいる、というのは素晴らしいことなんだろう。
Xは元気な人がさらに楽しくなるためのツールではなく、元気がない人が現実を生きていくために必要な現実逃避のライフラインであって、
元気になってしまった今、そろそろおいとましてもいいのかなぁなんて思っている。
書きながら思ったけど、10年Twitterをやっている間、ずっと何かに悩み続けてたってことか。よく頑張ったじゃんね。
2024年は大人しくすること、それとSNSから離れることが大きな目標だが、推しの動向をチェックしたり、感謝の言葉を述べるのには欠かせませんので、バランスを見ながらほどほどにやりたいと思う。
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