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たぶん、ミイラ取りがミイラになっている。

思春期からずっと、大量の脇汗とにおいに悩まされていたんですよ。
長いお休み、しかもこれから夏本番ということで、
ついに昨日、レーザー治療に行ってきました。パチパチパチ…

効果は、どうなんだろう。
まだヒリヒリしているのと軟膏を塗っているせいで、
あまり実感が無いんだけど、においは無い(気がする)。

汗とにおいって、遺伝らしいですね。
耳の中がぐじゅぐじゅなのもセットのようで。

顔かたち、体質以外にも、遺伝ってするんでしょうか。

例えば、感じ方や考え方とか。
このあたりは、学習や経験で習得できる余地は大きいと思うけど、
脳が似た働きをしてしまうってことは無いのでしょうか。

わたしは実家を出てからもう10年以上経つけれど、
なんとなく「引っ張られているなぁ」と感じつつも、
抑えられない衝動に駆られるときが、たまにある。

不安を感じたとき、モノやヒトに縋り付いてしまいそうになる。

両親が離婚してからしばらく、明らかに父は妹に依存していた。
毎日毎日、電話をする。
妹も妹で、言葉では嫌がりつつも、応える。

妹は、何故かしょっちゅう虐められていた。
友達はゼロじゃないし、付き合っている彼氏もいるし、
表立って騒ぎを起こすタイプでも、派手なタイプでもない。
何故か、陰湿に虐められる。

それもあり、絶対に裏切らない親を、裏切れないみたいだ。

母は最近、何かを捨てるのが苦手だ。
何年か前に、母から譲り受けたバーバリーのスカート。
ベーシックな形だけど、わたしには似合わなくて、
クローゼットにいれっぱなしだったから、処分対象に。

母からもらったものではあるし、一応、断り入れとくかと聞くと、
今度こっち来るとき、持ってきて、と。

本当に、要る・・・?!?!
とは思ったけど、素直に従う。
母が祖母と二人で暮らすアパートのウォークインクローゼットは
まさに、ぎゅうぎゅうパンパンである。

そんな親を見て、出来る限り、
モノやヒトに縋らないようにと日々努力しているのだけれど、
たまに、「やってしまう」ことがある。

遺伝的に思考回路が似ているのか、
はたまた意識しすぎて「ミイラ取りがミイラ」状態なのか…

先天的でも後天的でも、どっちだっていいのだけれど、
自分の中の悪意やあまり良くない考え方の癖も、
外科的処置で焼き切ることができたら、どんなに楽だろうか。

ひたすらに地道に、「それら」を認識して、
原因を分析して、対策を講じていくしか無いんだろうなぁ。

いずれにせよ、大事にしたい人がいなくならないといいなぁ。

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