片付け・整理整頓は難しい

私は片付けが苦手だ。デスク回りなどはいつも雑然としている。どれを捨てればいいのかわからないし、捨てるべきかどうかの判断に疲れてしまうのだ。
片付けは苦手だけれども、掃除はそんなに苦手ではないことに最近気づいた。水回りの掃除なんて、とても気持ちいいし、むしろストレスの解消になるくらいである。
掃除と片付けはしばしば混同されがちだが、両者は似て非なるものだと思う。掃除については床・洗面台・トイレ・玄関など、箇所ごとに一度やり方を確立させれば後はそれを習慣化すればいいだけなので、割と定型的な要素が大きいと思う。その一方で、片付け・整理整頓は日々変化する所有物に対して「捨てる・どこに仕舞う」の対応をその都度、決めていくことなので、一度確立したやり方を再利用しづらく、脳への負荷が大きい作業であるがゆえに、私には難しく感じるのだと思う。
片付け・整理整頓は脳への負荷が大きい作業で、それ自体を目的にすると挫折する。「今日は一日、時間を取って片付けをしよう。」というのは上手くいかない目標の立て方だと思う。今日は掃除機をかけよう→掃除機をかけていると下に落ちているものが邪魔に感じる→これは不用品なので捨てよう。みたいな感じで、意識せずに片付けができるような行動様式を積み重ねることが大切だと思う。

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