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入社10年目管理職になるためのヒント パート1‐③

1.TOSA先生@パラレルワーカー中小企業診断士
 皆さま、こんにちは!TOSAです。11月下旬になり、寒暖の差が大きい日が続きます。忘年会の話が持ち上がる時期になりましたが、今年こそは楽しみたいと思います(ただし、第8波がありますが)。その他、来年度用の手帳を購入し、来年の準備を始めているのが最近の私です。
 
2.前回までのあらすじ
 IT機器販売商社のX社社長は、息子への円滑な事業承継を進めるため、経営基盤を固めるべく、コンサルタントに財務面での相談を持ち掛けた。B/S(貸借対照表)は、業界では平均以上で、優良な部類である。現状の問題は、新型コロナの影響で複合機の売上が減少傾向であり、新たな商材の発掘が課題であった。コンサルタントAからは、新たな事業を行うにあたり、借入金の提案をもらったところである。
 
3.第2回お悩み相談室
 X社の社長は、新しく取り扱うオンライン向けの商材(Webカメラなどの機材や勤怠システム、稟議システムなどのクラウドサービス)販売のために運転資金を要することから、借入金を増やすことを決めた。金融機関からの借入のためには、事業計画の作成が必要である。どのように事業を行っていこうか、考えに行き詰っていた。財政状態は業界では優良な部類に属する。体力があるうちに新しい事業を進めたい。今までは、対面のみの営業スタイルで古い体質である。営業方法を変えていく必要がある。X社の社内体制についても変えていく必要がある。今一度、営業方法や組織体制についてコンサルタントに相談することとした。
 
いかがでしたか。新たな事業を行うには組織文化、人事、組織体制で変化を伴います。どのように変化を起こしていくかそのプロセスに着目していただければと思います。次回をお楽しみに!

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