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一人で地方スタートアップを起業した普通の人の話①

こんにちは。この記事をご覧頂きありがとうございます。
私は宮城県のITスタートアップ、プライムバリュー株式会社の代表取締役社長を務めている吉田と申します。
この記事は題名の通り一人で会社を創業し、四苦八苦してきた普通の人間がどのように事業を継続してきたのかを記事にしています。
普通の人でもそれなりに出来るよ、ということを伝えることが出来ればいいかなと。

2018年創業

2018年2月に創業しました。この年月での創業は独立すると決めた時からタイミングを決めていました。
以前、星周りだったかを著名な占い師に見てもらった時にこの年月に始めたものは終わらないと言われ、それを信じたからです。
ちなみに私は占い全てを信じるタイプではありません。自分の運の良さを信じていて、そこにプラスアルファでポジティブな理由が欲しかっただけ。笑

はっきり言って独立はめちゃくちゃ怖かった。笑
本当に出来るのか?すぐにつぶれて露頭に迷わないか?そんな不安を抱えてもいました。でも、恐怖以上に「チャレンジしたい!」という思いが勝りました。IT業界はこれからも伸びていくと考えていたしクラウド系のサービスは導入したくてもノウハウが無い会社も多数。十分戦っていけると信じ創業に至りました。30代前半なら失敗してもやり直しきくしね。

創業初期

今もたまに案件をこなしてますが創業当時は企業のネットワーク構築案件が事業の中核でした。元々NTTに居たこともあって元同僚から仕事を振ってもらったり、知り合いのベンダーが対応出来ないクラウド領域のスポットに入ったり。私は元々営業ですがネットワーク・インフラエンジニアとしてもそれなりに仕事ができるレベルだったので営業も作業もすべて一人で出来ていました。
実際に創業して感じたのは「一人で食べていく分には余裕。会社を大きくするならこの領域だけではダメ」でした。ニーズは常にあれどプレイヤーも多いし単価も安い。企業もわざわざ取引先を変えるほど積極的でも無い領域。さらに東北の企業はネットワーク構築にあまり予算を割きません。笑
社員数100人以上いるのにコンシューマ向けWi-Fiルータ使ってる企業とかもザラ。
この頃から私は「日本のインフラになり、かつプライムバリューでしか出来ないこと」を探し始めました。この時期からスタートアップ型にシフトしようと動き出していました。

スタートアップとしての事業を見つける苦労

最初はITベンチャーではありましたが、どちらかというとスモールビジネス型での起業になります。
2年目でスタートアップにシフトすると決めましたがその「事業」を何にするかに最も時間を掛けました。「インフラ」になり「弊社しかできない」ことの条件をクリアできる課題を探そうとしてるんですから、それはそうです。笑
この間、いろんな分野にアプローチしました。
これは別の記事にまとめてますので、そちらをご覧ください。

さまざまな分野に手を伸ばし実績作りと売り上げを確保しつつ、新しい可能性を探りました。
そうしているうちにコロナ禍に。この時点ではまだ新規事業を見つけられず。既存事業は案件が増え、売り上げも堅調な一方でスタートアップ型事業を見つけられない焦りが募っていました。

次に続く…..


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