「私、みなさんとは違いますから」
皆様おはようございます!
パリは今2週間のスキーブレイク。
子供たちがやりたいというので、先週はスキーリゾートへ行き、人生初のスキーに挑戦しました。初スキーなのに玄人コースに紛れ込んでしまい、なんと!1つのコースを2時間かけて滑りました。。。何度コンフォートゾーンを突き抜けたことか。。大変長い1日でした。
さて、今日はブランディングのお話しです。というのも、パリから6時間かけてスキーリゾートに来る車の中で、夫と、フランス人の個人主義&激しい自己主張の話になりました。
夫が職場で部下数人に「1番、2番、3番、君たちはどれだと思う?」と聞いたところフランス人の彼が「私は4番ですね」と答えたそうです。
ん?4番ありませんけど??
彼の意見は1、2、3のどれでもないということだったのですが、よくよく聞いてみると、2番をちょっとだけ変えたものだったそう。でも彼の中でそれは絶対に2番ではなく、新たな4番だったと。そこであえて4番と主張するのがフランス人?!
他の人と一緒ではないことを「あえて」アピールです。そう、他と一緒ではいけないんです!!まさに、差別化=ブランディングです。
確かにフランスという国はたくさんの個性豊かなグローバルブランドを輩出しています。ファッションなら、ルイヴィトン、サンローラン、シャネル、エルメス、お水はボルヴィック、エビアン、飛行機はエアバス、化粧品のロレアルグループ、お酒のコニャック、スイーツのラデュレ。ワインもどこよりも厳しいワイン法で「フランスワイン」の格を作っていますし、みんなの憧れの花の都「パリ」のブランディングも素晴らしい。
私も仕事して思いましたし、周りの方からもよく聞きますが、フランスはプレゼンテーションが非常にうまい方が多い。勢いよくエモーショナルに夢を語って、相手の期待を膨らませるのが得意なようです。(実は、突くと金泊が剥がれ落ちるという説もありますが・・・ちなみに日本人はその逆?!)
この、「あなたとは違いますから」「これが私ですから」という個人主義&激しい自己主張に学ぶことがあるな、と。私たちは自分のサービスをおすすめする際に、お客様のニーズに応えることはもちろんしつつも、時にはもっと自分本位(=この方法が絶対にいい!)で「主張」しているように”見える”ことも考えるべきかもしれないと改めて思いました。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆様、どうぞ素敵な1日を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?