今井洋輔(パズル作家)

雑誌・新聞などの紙媒体を主戦場に、パズル問題を作成しています。 作れるパズルはクロスワ…

今井洋輔(パズル作家)

雑誌・新聞などの紙媒体を主戦場に、パズル問題を作成しています。 作れるパズルはクロスワードやナンプレはもちろんのこと、マニアックなパズルや謎解きも守備範囲。 手数の多さを自らの売りとしています。

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新潟日報さんという新聞社が発行している「おとなプラス」という、タブロイド判の新聞があります。 この「おとなプラス」で2019年4月から、毎週土曜日発行の号でクロスワードの連載をいただくようになりました。 クロスワードのサイズは6マス×6マス。懸賞はないが、ABCマスの文字を拾う解答は付ける。テーマは自由。というのが先方さんからのご依頼。 自由とは言っても、ただただフリーに作るのも面白くないので、 ・黒マスは点対称配置(まれに対角線での線対称配置) ・1問ごとにテーマは設

    • 共通点を持たせる

      言葉のパズルを作る時に取り入れている一工夫。 普通に取り入れているパズル作家も多いのでよくある手法だとは思いますが、綺麗な出題をしたい人のために紹介します。 はい、例えばこんな問題。 矢印の順に読んで漢字2文字の言葉が4つできるように、中央の空きマスに漢字を入れてください。脳トレ系の企画でよく見るやつですね。 このように1ページ(1コーナー)に小問が2,3個あるタイプの問題を作るとき、ただ小問を必要な本数用意するのではなく、何かしらオマケ要素を入れて解いた人を驚かせたい。そ

      • カナ2文字の言葉

        クロスワードにおいて万能なジョイント役。 ほら、そんじょそこらの「パズルの作り方講座」よりもずっとマニアックな題材だろう。 具体的な記事1発目がこれ。こんな感じで語っていきますよ。 言葉を扱うパズルでカナ2文字の言葉を使う際、私はこんなことに気を付けています。ただいずれも「なるべく」レベルで、絶対ではありません。 クロスワード、アロークロス ・(なるべく)2文字のどちらも他の言葉と交差させる 「交差してない方の1文字がどうしてもわからない」という局面を減らしてあげた

        • noteとやらを始めようと思ってた

          「ふーん、これがウェブ・ログか。」 という書き出しで、2004年12月にteacupのブログを始めた。 当時は(たしか)twitterの無い時代。 本業のパズル、副業のジャグリングの情報発信をメインに、趣味のゲームやジャンクフード、ヘンテコな実験などを記事にしていた。 そんなブログが2022年7月に閉鎖となる。 ブログ閉鎖前の数年は仕事&私生活が忙しかったり、それこそネットでの発信はtwitterでコト足りていたので、ブログの更新は年に数回程度。 特にブログを他サービスに大