恩返しってなんだろう。
こんにちは。ぷゆです。
恩返ししたい人はいますか?
恩返しってすごくいいことのような気がしますが、実際はどうなのだろう。
そもそも恩返しって、自分のエゴのようなもので、相手のためというわけではない。
恩返ししたいとは言うけれど、恩返ししてあげたいとはあまり言わない。
なんせ恩返しとは先に何かもらっているから、その分返そうと言う、どちらかと言えば損得勘定に近いもののような気がする。
ただ近いけれど違う。損得勘定なしに与えられた物にこちらも損得勘定なしに何かしたいと思うものが恩返し。
ここがごっちゃにしてしまうと恩返しは恩返しでなくなる。
本来は感謝の気持ちを表したいと言うエゴだったものが、損得勘定になった途端、''恩返ししたい''という思いが''恩返ししなければ''という思いに変わるのだ。
''恩返ししなければ''となったらそれは本当に恩返しになるのだろうか。
もしかすると恩は返すものでは無く、受け継ぐものなのかもしれない。
返してしまうとそれこそ損得勘定になってしまう。
恩返しというよりも、大好きな人、尊敬する人、大切な人に、何かをもらったからではなく、無条件に何かを与えたいと思える気持ちを大切にしたい。
そう思えることを教えてもらったのが恩なのではないだろうか。
きっと返すものじゃない。
これは私のエゴで私がやりたいことでないといけない。
恩返しを目的にはしたくない。
もし恩返しをして報われなかったときに、こんなに尽くしたのにと、汚い気持ちに変わり果ててしまう可能性がある。
もし恩を返すことがあるのならば、それはたまたま私が何かをもらった人に対して無条件に何かしたいと思ったときだ。
それはお互い受け継ぎ、また違う人へ流れてゆくのだろう。
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