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データはもはや石油ではありません

「データは新しい石油」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
データの価値と重要性を説いた言葉ですね。
はっきりとした出どころは分かりませんが、2006年ごろから言われ始めたようです。

しかしはっきり言って、この言葉はもはや古いです。
未だに データ=石油 だと発言するものがいたらIT・ビジネスに疎い人だと警戒してもいいほどです。
日々少しでもデータに触れている人であれば、日本における湯水のごとくあふれ出るデータ量に圧倒されていることでしょう。
希少価値が高い石油とは似ても似つかないのです。

そう、「湯水のごとく」と言いましたが、現代のデータは水、それも地球の大半を占める海水にたとえる方が良いかもしれません。
データのどの辺が海水なのかというと―

  • 世に溢れかえっていて大量に存在する

  • そのままではほとんど役に立たない

  • 押し寄せる大量のデータにむしろ惑わされる

  • 有効活用できずただ保有しているだけだとリスクばかりが積み重なる

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