『EQ 〜こころの知能指数〜』by ダニエル・ゴールマン

EQとは
自分を動機づけ挫折してもしぶとく頑張れる能力
衝動をコントロールし快楽を我慢できる能力
気分をうまく整え感情の乱れに思考力を阻害されない能力
人に共感でき希望を維持できる能力

生きる上でEQはIQと同等かそれ以上に重要

感情の発生を抑えることはできないけど、発生した後にコントロールすることはできる=抑えようとしない

人格的知性→対人知性と心内知性
・対人知性→他人の気分、気質、動機、欲求を識別しそれに適切に対応する力
「この人は何を考えているのか」「あの人はこの後をどうするだろうか」
・心内知性→自身の内にある感情を把握し、弁別し、行動指針とする力
「自分はあの出来事に対しこんなふうに感じているな」「だからこういう行動をとるようにしよう」

EQの基本定義
・自分自身の情動を知る
・感情を制御する
・自分を動機付ける
・他人の感情を認識する
・人間関係をうまく処理する

※自分はEQが得意だけど、IQ偏重の社会(あえて社会のせいにするとすれば)に適応しようとするためにEQを抑えている。EQとIQの両立はできないのかと問われたらわからない。ただEQが大事と言われながらも未だIQ偏重の社会において、自分の得意なEQに振れてしまうことでIQの方が疎かになり社会に適応できなくなるのではないかという不安はある。

対人関係で重要な4要素
・組織力
・交渉力
・連帯力
・分析力

上手に批判する(褒める)秘訣
・具体的に伝える
・解決策を示す
・直接伝える
・相手の気持ちを考える

知識労働者の生産性=周囲と協力できるかどうか

いざというときに助けてもらうためのネットワークづくり

慢性的な不安、抑うつ、怒りなどはタバコとかと同じぐらい有害

学習のしかたの7つの要素
自信
好奇心
計画性
自制心
仲間意識
意思疎通
協調性

世の中に溢れている様々な可能性に手を伸ばせるかどうかも個人のEQ次第

『自分で現状を変えていける』と思えるかどうかが大事

その人がとった行動の意味(=本質)を考える
ex) ネガティブな体験について喋り倒す→ネガティブな感情を話すことで払拭しようとしている

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