[漢方] 9 小柴胡湯

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[1] 組成

7.0g 柴胡
5.0g 半夏
3.0g 黄芩、大棗、人参
2.0g 甘草
1.0g 生姜

[2] 出典

傷寒論・金匱要略

[3] 症状

かぜ、発熱、咳、倦怠感、肝臓病、口苦、胃炎、耳下腺炎、食欲不振

[4] 証の立て方

シンプルであるが故に応用範囲が広い。
少陽病期に幅広く用いられる。
腹力は3〜4/V程度。心下痞鞕、胸脇苦満がある。ときに腹直筋攣急を認める。

[5] 使い方

最も基本的な柴胡剤と言える。
往来寒熱があるときに考えてみても良いだろう。
ややこじれたかぜの時に葛根湯と合方なども面白い。


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