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0089 タイカ・ワイティティ&ジェマイン・クレメント監督『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』聖地巡礼

2023年12月31日(日)と2024年1月1日(月)と2日(火)にニュージーランドのウェリントン地域ウェリントン市でタイカ・ワイティティ監督&ジェマイン・クレメント監督の『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(What We Do in the Shadows) の聖地巡礼をしてきました。

作品は(共同監督作品だけど…)タイカ・ワイティティの出世作にして日本デビュー作品。

現代ヴァンパイアのヴィアゴ(演:タイカ・ワイティティ)、ディーコン(演:ジョナサン・ブラフ)、ヴラド(演:ジェマイン・クレメント)、そしてピーター(演:ベン・フランシャム)は、ニュージーランドの首都ウェリントンで共同生活を送っている。夜な夜な楽器演奏会やセクシーダンスをして過ごし、たまに街中に飛んでいっては馴染みのパブで遊び狂う、なんとも愉快な毎日だ。そんなある日の晩餐、ピーターが大学生のニック(演:コリ・ゴンザレス=マクエル)をうっかり甘噛み。ヴァンパイアに変えちゃった!更にニックが真っ赤なほっぺの人間の親友スチュ―(演:スチュ―・ラザフォード)をシェアハウスに招き入れたからさあ大変!!果たしてスチュ―の今後や如何に?そしてヴァンパイアたちのゆる~い日常の行方は!?

という訳で、殆ど自主映画に近いこの映画。ウェリントンのそこらへんレベルの町中で撮影されてます。タイトルが出てくる前からウェリントン中心部の歩行者天国キューバ通り Cuba St とディクソン通り Dixon St. でヴァンパイアたちははしゃぎまくります。

聖地巡礼画像の店舗GLASSONSは、聖地巡礼時点ではキューバ通りのすぐ近くに移転してました

ここでシェアハウスの登場。一応、ウェリントン東郊外に立地。建物は通りに囲まれた区画の内部に奥まって位置していて、家屋の全貌を眺めることが不可能でした。区画をぐるっと回って正面ではない側から建物を撮影しました。

聖地巡礼画像では煙突しか映画本篇と照合できるものはありませんでした

ここでスチュ―の登場。撮影場所はやっぱりウェリントン市内中心部のトリー通り Tory St. です。

インサートショットのマナーズ通り Manners St. 。この並びにはピーター・ジャクソンの『キング・コング』で撮影に使われたオペラハウスがあります。

ヴィアゴの年老いた元カノが暮らす老人ホームは Rita Angus Retirement Village という本物の老人ホーム。

再度、昼間のシェアハウスの登場。建物の正面から撮影したかった。無念。

ヴァンパイアと仲の悪いライカン(狼男)を除くモンスターたちのパーティー会場となったのは Victoria Bowling Club 。
Victoria Bowling Club – Mt Victoria in Wellington – NZ
因みに、この施設のすぐに南には、(ピーター・ジャクソンの『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』で映画史に残るマッシュルームのシーンが撮影された「そこら辺の丘」のマウント・ビクトリアを貫く)トンネルがあって、このトンネルを抜けるとすぐにピーター・ジャクソンの『ブレインデッド』の主人公ライオネルの家があったりするのですが、このトンネルが工事中で通り抜けることが出来ず、大回りせざるを得なかったため、かなり時間をロスして聖地巡礼をしました。

©Shadows Pictures Ltd MMXIV
©2023 2024 プッチー・ミンミン

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