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0001 スタンリー・キューブリック監督『2001年 宇宙の旅』聖地巡礼

1997年12月30日(火)にナミビアのエロンゴ州スピツコッペで、2008年7月17日(木)にアメリカのアリゾナ州モニュメントバレーでスタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』(2001: A Space Odyssey)の聖地巡礼をしました。

さて「人類の夜明けTHE DAWN OF MAN」に登場する岩はナミブ砂漠スピツコッペのロック・アーチ。
スピッツコッペ-ウィキペディア (wikipedia.org)

スピツコッペのロック・アーチ

この岩を目の当たりににして、なんともいえない既視感というかデジャヴがあったのですが、『2001年宇宙の旅』だったんですね!撮影地だって事前に知ってたら、本篇画像と同じ方向からちゃんと写真を撮りましたよ。

このフッテージの撮影当時、ナミビアは独立してなくて、旧ドイツ領南西アフリカを第一次大戦後に南アフリカが委任統治して、第二次大戦後は違法に併合しちゃったので、この作品は南アが不当併合中の南西アフリカでの撮影なんですね。映画が公開されたのは1968年で、同国が独立できたのは1990年。私が聖地巡礼したのが1997年末。
果たして、キューブリックは現地のフッテージ撮影に立ち会ってたのでしょうか?
イングランドのスタジオでは、このスピツコッペの風景を背景にスクリーン・プロセスで人類の祖先のお猿さん(前人類)たちに演技をさせました。

更に「木星 そして無限の宇宙の彼方へ JUPITER AND BEYOND THE
INFINITE」の巨大モノリスがボウマン船長を異次元へと導くめくるめく亜空間風景の一部となったのは、映画に良く出る荒野でおなじみモニュメントバレーのフッテージ。
モニュメントバレー-ウィキペディア (wikipedia.org)
メディアでのモニュメントバレーの出演のリスト-ウィキペディア (wikipedia.org)


こっちもキューブリックは撮影に立ち会ってたりするんでしょうかね?


©1997 2008 プッチー・ミンミン
©1968 Metro-Goldwyn-Mayer Stanley Kubrick Productions

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