マイナースポット旅と2023抱負(結果発表加筆)
ここ数年、お正月に日帰り遠出をしています。
今年のコンセプトは「マイナースポット・・・新春」。
ふだん絶対に選ばないだろう『地味観光地』へ行ったら、面白いかなと考えた次第です。
2023年は愛知県南知多町へ行ってきました。
どうやら『鳥居だけ』が建つ海岸があるらしいのです。その名は「内海海岸」
でも・・・どういう状態?
だって鳥居は神社の玄関じゃないですか。
つまり玄関のみの家と同じですよね?なぜ?なんのために?
本体たる神社はどこへ・・・。
しかし、このドライブの裏コンセプトは「あえて目的を調べずに行く」こと。
そこでさっそく「海岸の鳥居」を予想してみました。
さて、くだらないことを考えていたら、目的地に到着しました。
内海海岸は遠浅で、白くきめ細かい砂浜が特徴です。
サラサラの砂と、遠くまでのびる波打ち際の美しいこと、美しいこと。
しかし、火サス的崖は見当たりません。
よく考えたら内海は伊勢湾にあるのでした。太平洋に面しているし。
崖などあるわけがなかった・・・。
予想が外れたショックを胸に秘め、私は海岸を歩き続けました。
そして空がかなり明るくなった頃。
ついに鳥居が姿を現しました!!
鳥居は神々しさを放ちながら、すっくと立っています。私は思わず手を合わせていました。
ただ予想は再び外れ、朱ではなく白木造の鳥居でしたが・・・。
付近には、日の出を待つらしき人々が結構集まってきました。
もしかして、何かいわくがある場所なのかもしれません。
目的地に着いたのでググってみたところ、この鳥居の真正面が伊勢神宮だとわかりました。
なるほどお伊勢さんまで行けない人は、ここからお参りできるのですね。
しかもこの鳥居の木は、伊勢神宮で20年ごとに行われる式年遷宮で出る古材を使っているとのこと。神々しさを感じたのは、正しかったようです!
さらにこの海岸には、趣深い伝説までありました。
<鳥居むかし話>
むかーしむかし伊勢に住まう神々は、石を投げる力比べで遊んでおった。
天照大神や、豊受大御神(伊勢外宮の主祭神)などの神様たちが、対岸に向かって小石を投げあっこしたんじゃな。
その石の届いた先が、この鳥居の立つ場所なんじゃ。
写真の赤丸部分をご覧なされよ。神々の投げた小石(つぶて)たちじゃ。
そのためこの場所は『つぶて浦』と呼ばれ、いつしかパワースポットとなったのじゃった。
全国の若人たちや、ぜひとも覚えておくんじゃよ。
完
なるほど、御神体が海にある岩だから、社は不要なのですね。
お伊勢さんとの直線をさえぎることにもなりますし。
その代わり、鳥居をもって「ここが神域である」と表現したのか・・・
謎が解けて、実にすっきりしました。
パワースポットには興味のない私ですが、せっかくなので伊勢の神々に向け、この鳥居より2023年のnote抱負を誓ってみました。
・自己紹介を書き上げる(年内)。
・刺しゅうで紋様を作成・ご紹介(年内)。
・時々、絵や落書きを載せる(元旦の記事が第一号!)。
・去年よりもう一歩、感じたことや考えを自分に深く問いかける(次回から)。
・日々考えている「くだらないこと」をさらに紹介する(誰得?)
あー、誓っちゃった!やっちゃった!
伊勢から「やるって言ったじゃーん!」とゲキが飛んでこないよう、この抱負を忘れずに、noteを楽しく続けていこうと思います。
<2024年による結果振り返り>
・自己紹介を書き上げる→やってない。
・刺しゅうで紋様を作成・ご紹介→ 実現!!
・時々、絵や落書きを載せる(元旦の記事が第一号!)→実現!!
・去年よりもう一歩、感じたことや考えを自分に深く問いかける
→実現してると思うが、どうか。・日々考えている「くだらないこと」をさらに紹介する→超・実現!!
5/6は実現していました。自分をほめたいと思います。
抱負を書くって大事ですね。
つぶて浦の小石様にも、ありがとうございましたと御礼申し上げます。
2024年も頑張ります(多分)
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