変化におどろき!久しぶりのApple Store
こんにちは、ぷるるです。
PCのキーボードが壊れたので、Apple Storeにへ行ってきました。
近所のApple認定店でも修理はできますが、どうせならと電車を乗り継ぎ、遠征した次第です。
しかし数年ぶりに訪れたApple Storeは以前といろいろ違っており、私はちょっとびっくりしたのでありました。
Apple Storeは1Fが商品展示スペースになっています。
修理はこの美しい階段を登り、2F「ジーニアス・バー」へ行かねばなりません。
ジーニアス・バーとは、平たく言えば「修理相談・受付カウンター」のこと。
Appleにかかれば、ネーミングまでスタイリッシュになるのでしょう。
私は慣れた風を装いつつ、ジーニアス・バーに足を踏み入れました。
しかし、対応カウンターがどこにも見当たりません。
そこにあるのは、木の長ーい机。
不安になりつつ椅子に座ると、一人の男性スタッフ(推定年齢20代半ば)がやってきました。
「たくや(仮名)でーす、よろしくお願いしまーす!」
た、たくや?下の名前??
えっ!真横に座るの?距離近くない?
しかしこのノリ、この位置どり。
似ている、テレビで見たことある何かに…
あ、ホストだ!!!
確かにPC作業を共にするなら、隣に座ったほうが合理的です。
またスタッフに親近感を感じ、心を開きやすいかも。
そのような精神的効果も踏まえてのスタイルチェンジなのでしょうか。
だとしたらすごい。けど、ちょっと怖いなApple。
ところで今回のPCトラブルについて。
私のは2017年版Macbookですが、当時Appleでは厚さ1mm以下と非常に薄い「バタフライ・キーボード」を採用していました。
ところがこのキーボード、使いにくいわ、故障が多いわでクレーム多発。
Appleは、バタフライキーボードの無償修理をやることになったのです。
私の場合は iとaのキーがめり込み、スペースキーが外れちゃいました。
ただ購入時期を考えると経年劣化の気もしますが、たくや氏は快く引き受けてくれました。
たくや氏が修理のためバックヤードに去っていったので、私はしばしジーニアスバーを観察することにしました。
フロアには、サルビアブルーのAppleTシャツを着たスタッフたちが、ただずんでいます。
小太りのインド系、やや小太りの金髪碧眼。
斜め前では黒人系のスタッフが、若い女性客に修理時間を説明しています。
「あのね2時間かかるけど大丈夫だから。君が来るまで、僕は待っているよ」
うーん、やっぱりホストっぽい。
日本人女性のスタッフも2人いましたが、どちらも『外国に住むアジア人』を思わせる髪型やメイク。
以前来た時はスタッフも日本人ばかりでしたが、今ではすっかりグローバル。
下の名前呼びも、グローバル化の一環かもしれません。
「ハイ!あたしはマーガレット。メグって呼んでね」みたいな。
なんだかずいぶん変わったなあ〜。
NYにでもいるみたい。
そんな妄想にふけっていると、たくや氏が戻ってきました。
修理はできたけど、スペースキーだけは無理とのこと。
直すならキーボード全取換えになり、その額6万円超!
・・・私はだましだまし使うことに決めました。
でもたくや氏は、有料修理や新しいMacBookを勧めたりしませんでした。
ただ笑顔で「喜んでいただけて良かったです」と・・・。
強引なセールスをしない品格は、自社の商品に誇りを持っているからでしょう。
私は彼をホストっぽいと思ったことを、深く後悔しました。
そして次に買い換える時も、またMacBookにしようと決意したのでした。
あれ?これもしかして、横座り効果ですか?
だとしたら、ちょっと怖いなApple。
ところで、翌日Appleから、接客についてのアンケートの依頼が来ました。
もちろんほめておきました。
*ジーニアスバーの写真は、以下のサイトから引用しました。
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