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「人が好き」の意味

私は人が好きだ。

「対人関係が面倒で逃れたい」
「他者を気にせず自由にしたい」

という声を耳にすることが多く、どちらかというと人嫌いだという人の方が多い印象はある。

過去に「人が好き」と言って驚かれたこともあるし、私は少数派なのかもしれない。

人間が好き

そもそも、私は人間である。他者も人間だ。私は私の独自性を愛しているし、他者にもそれぞれ個性があって考えも様々で、おもしろいなと思う。

だから私は、他者を知りたい。

人にはそれぞれ背景があって、今の性格や態度はそれらの経験から構成されている。自分とは違う人生をのぞいてみたいと思う。

それぞれ思考を持っていて、それぞれが思う幸せに向けて邁進していると思うと、応援したくなる。

「悪い人はいない」

その大前提があるから、私は懸命に生きる人たちすべてが愛しくて好きだ。

各個人が好きなわけではない

「人が好き」と言うと時々誤解されるのだが、私は「人」というものが好きなのであって、目の前の一人一人を無条件に好きなわけではない。

まず「人が好き」なので、みんなに関心を持って近づく。初対面の時点で、フラットではなく「好き」と思っている。

そして相手を知るうちに、「合わない」とか「好きじゃないな」とか気持ちが変わってくる。

相手を知って「嫌い」と思えば、その個人のことは嫌いである。これは、「人が好き」と両立できる。

人が好きで近づいたけれど、それはもはや「人」ではなく「Aさん」となり、嫌いになるというわけだ。

しかし、とにかく最初が「好き」から入るので、好意の返報性によって相手から好意的な反応が得られることが多い。そして、互いに好意的で良好な関係が築かれていく。

人嫌いでいいことはない

人に限らずだが、「嫌い」がいい影響をもたらすことはあまりない。しいて言えば、悪い人間から逃れられることだろうか。

他者を跳ね除けて自由気ままに生きるのも良いが、結局は他者とのつながりの中で生きていることを自覚していてほしい。私たちは1人では生きていない。

せっかく社会でつながり支え合う仲間なのだから、好きでいた方が得である。

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