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優柔不断に巻き込んで時間を奪わない

自分1人の自由さと楽さを一度知ってしまうと、他者との共生生活に嫌気がさしたりする。

「1人が楽だ」

そう言って他人との付き合いはほどほどにする人がいるのは事実である。

もちろん私は誰かと関わっていることの方が好きだし、1人では経験できない嬉しさも知っているから嫌にはならないけれど、最近ムッとしたことがあった。

相手の優柔不断に巻き込まれるのは嫌なものだ。

優柔不断な性格

「優柔不断」は一般に嫌われるだろうか。

お店でのメニューひとつ決めるのに相当な時間がかかる人というのはいる。

私もどちらかと言うと優柔不断な気質なので、なかなか決められない気持ち自体は理解できる。

しかし、だからこそ私は悩まないように最初からマイルールを作って考える機会を減らす対策をとった。

メニューが決まらないと言う例で言えば、「どこにいっても日替わり定食を注文する」と先に決めている。

さらに言えば、好きなもの嫌いなもので判断する点を増やさないために、食べ物の好き嫌いだってなくした。

そんなどうでもいいことで悩む時間がもったいないと思っているし、優柔不断でいることに利点を感じないからだ。

なるべく適切な判断を早くくだせるよう、後悔がないよう、素早い行動を心がけている。

他者への影響

優柔不断自体が悪いとは言わない。

それだけ色々検討しているわけだし、早く答えを出すことで気づけないことにも目が向くかもしれない。

自分1人ならいくらだって悩めばいいのだ。

時間を好きに使えばいい。

だけど、他者が絡んでくる場合は自分だけの都合ではないから好き勝手はできないと思う。

私がメニューで悩むのが嫌な理由の一つには「相手を待たせてしまう」ということがある。

この考えを持っている人は多いだろうから、共感されるはず。

そして、メニューは各自それぞれが食べるから最悪の場合おかしな判断をしてしまったとしても自己責任で済むが、ふたりが関わることとなるとそうはいかない。

双方にとって良い判断

だから私は、相手の事情や好みも考慮したうえで、おそらく最善であろう行動をなるべく早く考えて提案する。

自分が優柔不断さを嫌っている故の行動だ。

なのにその相手が、私の提案に対して優柔不断を発揮してくるとやはりムッとしてしまう。

「いや、それは、うーん」

そうやって考えていくらも時間が経った後に

「うん、やっぱさっき提案してくれたとおりにしたい」

そう言われても、もはや遅い。

提案した瞬間に行動を始めるからこそ意味があったし、時間が無駄にならない最善の提案だったのだから。

私の労力が無駄になったと思ってしまう。

判断は早い方がいい

即断即決がいいとは思わない。

その即断に根拠があるならいいが、考えなしの行動は取らない方がいい。

けれど、時間は限られているのだ。

特に誰かと関わっている限りは、相手の時間をも奪う。

内容によるが、どんな判断も早くした方が取り返しもつきやすいというものだ。

最後に。

今回は「時間が無駄」という趣旨で書いたが、時間効率を良くするばかりで人の気持ちを考えない選択は余計に事態を拗らせるので、「双方が満足する選択」と「双方が満足する時間の使い方」の2点が重要だと書き加えておく。

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