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楽器初心者のための完全ガイド:最初の一歩を踏み出そう

今回は、これから楽器を始めようと思っている方へ「初めて楽器を買う時」ということをテーマに書かせていただきます。


まずは自分語り失礼します。


僕は自分のお金で初めて楽器を買ったのは小学校6年生の時にお小遣いを貯めて手に入れたブルースハープ(ハーモニカ)でした。当時はフォークソン グブーム(ゆず、コブクロ、19など)で早い友達はチラホラとギターを弾 き始めていたので「今からギターを始めてもみんなに追いつかないだろうし、何より1番になれない!」という謎のライバル心から、あえて誰もやっていなかったブルースハープに行きました。
鬼ごっこをする時もサッカーをする時も、友達と映画を見にいく時もポケッ トにはブルースハープが入っていて、学校の帰り道に友達と歩いている時もプープー吹きながら会話をしている異端児でした。
こうしていると友達の中でブルースハープが流行り始め、サッカーのパスの 合図も「プー」、ゴールを決めた時の喜びの表現も「プー」でした。
みんなで集まってはプープー吹きながら遊んでいました。近所迷惑、甚だしい!

話が関係ない方向にいってしまいましたが、要するに初めて楽器を買うと異様な愛着が湧き、その後もたくさん楽器を買っているのですがこの思い出はずっと憶えているものです。

僕が楽器屋で働いていた時に「ギターを始めようと思うのですが、初心者はどれを買ったらいいですか?」という質問を時々いただいておりました。 こうした時に僕は毎回「部屋に置いてあった時に一番テンションの上がるギターがいいと思います」と伝えていました。
「この曲が弾きたいからこの曲に合うギターがいい」「好きなギタリストが
使っているから」などがない限り、音は2の次、まずは見た目が一番!
「このギターかっこいい!」で選ぶのが一番いいと思っており、その方が練習も楽しくなるし、何よりギター本体に愛着が湧くので鏡の前で構えているだけで楽しいのです。
しかし、そんなこと言われても初めて楽器を選ぶ際には色々と悩むもので す。どの楽器が自分に合っているのか、どのような要素に注意すれば良いのかわからない場合もあります。

ここでは僕の考えは一旦置いておいて、初めてギターやベースを買う時の選び方のポイントについて解説します。

選び方のポイントについて


1.自分の興味と目標を考える
自分はどの音楽が好きで、そしてどのような目標を持っているかです。 「ハードロックをやりたい!」や「おしゃれなシティポップをやりたい」な どでオススメのモデルが変わってきますので、まずは自分の好きな音楽ジャ ンルや、憧れのアーティストが使用している楽器を参考にすると良いでしょ
う。

2.予算を設定する
楽器は様々な価格帯で販売されています。予算を設定して、その範囲内で最適な楽器を探しましょう。漠然とギターを触ってみたいという程度でしたら、高価なものを購入する必要はありません。中古品やエントリーモデルも良い選択肢です(たまに、挫折しないように戒めとしてウン十万のギターを買っていくお客様もいましたが笑)

3.楽器のサイズと重さを考慮する
特に子どもや体格の小さい人にとっては、楽器のサイズや重さが重要です。 演奏する楽器が自分にフィットしているかどうかを確認しましょう。たとえ ば、ギターを選ぶ場合は、ボディサイズやネックの太さが重要な要素となり
ます。 ボディサイズやネックの太さはサウンドの特徴に関わってきますが、まずは 抱え心地や弾きやすさで決めるのも判断材料の1つとして持っておくのも大
切です。

4.試奏してみる
ネットショップのみ運営している僕がオススメするのもなんですが、、、 楽器を購入する前に、できるだけ実際に試奏してみることをおすすめしま す。自分に合ったサウンドやフィーリングを確かめることができます。ま た、楽器店のスタッフにアドバイスを求めることも重要です。スタッフは楽 器についての専門知識を持っているため、適切なアドバイスを提供してくれるでしょう。
当店もLINEやメールなどで気軽に質問していただければ僕なりにお答えいたしますのでぜひご連絡ください!

と、こんな感じで選び方は多数あります。
まとめると、初めての楽器選びは自分の興味や目標、予算などを考慮しながら行うことが重要です。 楽器を始めるということは、音楽というものをより身近に感じることができ る重要な第一歩です。自分に合った楽器を選ぶことで、より楽しい演奏体験ができるだけでなく、音楽の世界により深く没頭することができます。
当店もあなたにあった素敵な楽器をご紹介できるように精進してまいります!

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