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ホームシックの解決策は帰国だけなのか💭

あと1週間でニュージーランドに来て丸1年。
海外生活は、米国(3年)・フィリピン(2年ちょい)に続いて3カ国目の私ですが、一時帰国せずに丸1年を迎えるのは、米国1年目とフィリピン1年目のタイミングだけだったから、なかなかレアな経験。

こちらに来て毎月書いている月間まとめでもちょこちょこ書いてるかもだけど、こちらに来て「あーかえりてー」ってレベルのホームシックがない。

米国時代は、長期海外初だったこともあって、特に1年目はメンタルやられるホームシックが襲ってきていた。
当時高校生だったのでお金もないし、SNSはそこまで発展してなかったから繋がれる人も限られたし、母は頑張ってSkypeを使おうとしてたけど結局慣れんくて、結果月1のペースで文通してた(これはこれで手書きの温かみあってよかったけども)。
しかも住んでたの北西オレゴン州の郊外で日本食レストランはあっても American Japanese なクォリティだったから心満たされんくて。
プラス、米国北西部ってめっちゃ雨季長いのよ。(秋の終わり〜春の始めまでほぼ雨曇り)
だから単純に日本の何かが恋しいってこと以外に、日光不足でメンタルヘルスやられてたなー。
あっ、後現地で出会う貴重な日本人がいても九州出身者がいなくて、喋りなれた方言で喋れないのも大きかったな。

だからあの時は夏休みに一時帰国するのが至福だったし、本当に心の休息になってた。

フィリピン時代はまた違う感じで数ヶ月おきに帰りたくなってた。
この時日本の何が恋しかったって【四季】!
南国生活に憧れる人には一旦立ち止まって想像してほしい。
四季折々の季節の移り変わりを何も感じずに1年が過ぎる感じを。
私は冬より夏の方が好きな方だったけど、あんなに冬の空気のキリッとさや季節の旬の食べ物を欲したことは、フィリピンに住むまで感じたことなかった。
日本にいたら欲さずとも、旬も花見も紅葉も衣替えもやってきますからね。
もちろん南国特有の陽気な国民性は、ストレス社会の日本で社会人やるよりも精神的には楽だったけども。

だからこそフィリピン2年目は半年に1回は有給取って地元帰って、目とお腹からいっぱい満たされてたなー。

まあ、この2カ国とも現地にいた時は幸い人に恵まれ現地での心の拠り所ができたり、食の恋しさは滞在する年月が結構解消してくれたり、日本人だとよくある毎日お風呂に入れない違和感も不思議と無くなったりで、別に嫌なことばっかりではなかった。

むしろ帰国してからは、日本にはないけど米国やフィリピンにあるものが恋しくなったし。

結局人ってないものねだりだからね。

だから別に、帰ることが海外生活のいろんなストレスを必ずとも解消するとは限らないのよ。(あれ?結構無理矢理タイトルに寄せようとしてる苦笑)

日本にはあって、異国にないもの、たくさんある。
でもきっと代用できる物があったり、逆に現地にある日本にはない素敵なものがたくさんあるかもしれないから。

私にとってニュージーランドはきっとそんな日本より素敵で居心地良くなる要素が多い場所。
食が恋しくなっても、元々いるたくさんの移民の皆さんのおかげで外食や自炊で心満たされるものを手に入れられるし、四季折々の大自然はいつでも楽しませてくれるし、なんなら夏は日本と大違いでカラッとしててもう日本の夏経験したくないレベルで大好きだし、家族や友人との時間を最優先するKiwiの国民性も好き。

この1年近く通してずっと恋しいのは日本のバリエーション豊かなきのこ(しめじ・エリンギ・舞茸・えのき等など)ぐらいかな笑

最近ワーホリ途中で日本恋しすぎて本帰国の決断する人のnoteを結構読んだので、
「帰るだけで全て解決するのかなー」って思って、こんなひとりごと書いてみた休日の朝。

サムネ写真は、最近小豆から炊いて作ったぜんざい🤤美味しく出来た

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