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違和感を放置してもいいことない

昨晩みたこの番組。

若きミライクリエイターのイノベーションを聞きながら、
「自分は今になっても何をしているんだろう」と、無力感に襲われた。
比べるまでもない比較なんだろうけど…

特に教育界で革命を起こそうとしている、仁禮彩香さんは私が小学生の時に抱いた違和感と、ちゃんと向き合って事業として次世代に可能性を与えているから衝撃だった。

『右曲がれ右』的なみんなが同じ方向を向けさせられる学校の雰囲気がいやで気持ち悪かった。私の場合は、留学するという居場所を国外に探し求めることで、この違和感から物理的に抜け出そうとした。
でも仁禮さんの場合はその違和感と真正面に向き合い、周りの大人を巻き込んで日本の教育の風潮自体を変えようとしている。

物理的に違和感から抜け出したところで、未来にはその違和感が残り続けるのに… なぜそんな単純なことに気づかなかったのだろう。

女性として生まれ、「今後自分も母になるのかなー」と考えた時に、どうしても日本国内で教育を受けさせたくない自分がいる。多様性に欠けていて、いろんな可能性を狭めそうだから。

そんな時、海外移住みたいに物理的な場所ごと変えるのではなく、まずは今いるこの国の仕組みを変えることに、自分でも関われないか、考える視点があってもよかったのかもしれない。

まあ、実際今はパートナーもいないし、将来我が子を持つ可能性があるかはわからないけど、この国で教育を受ける世代は一定数これからもいる。
ならばその世代のために、自分のこの違和感と真正面から向き合うことも大事だよな。
と、強く感じたのでした。

「これは、
違和感を覚えたまま、
ずっと行動を起こさなかった、
新しい時代の声よ」
(映画「えんとつ町のプペル」シナリオ 最終稿より)

違和感を感じたからには、ちゃんと向き合おう。

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