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【初回】美術って敷居高め??小話と自己紹介

初めまして。筆者の すみれ です。
この記事を発見していただき
ありがとうございます🫶🩷
私は普段からの関西を中心として美術館や博物館、時には寺社仏閣へと足を運び、
そこで見た様々な美術展示の記録として
noteでの記録を始めます。
今回は自己紹介を兼ねてアイスブレイクとして
「美術って、いいぜ!!!」を伝えたいです。

あくまで個人の感想や感覚に基づいたものになります。


自己紹介

軽くですが、自己紹介したいと思います。
10代の頃から西洋絵画や屏風絵などの
絵画芸術が大好きで、美術展行脚の日々。
好きな作品はギュスターヴ・モロー作の「出現」。
関西在住のため、大阪や京都などの展示が
中心となりますが、たまに関東や他の地域への
遠征もあるかも、、、。
最近はすすめられた刀剣鑑賞にどっぷり。
かたなたのしい。たのしい!たのしい!


美術って、、、敷居高くね??

「美術館」とか「美術展示」って
正直どのくらいの頻度で行きますか?
年に数回?月一回は行く?いやいや…滅多に行かないって方も少なくないと思う。
大前提としてそれは全然悪くない……!!!
人それぞれ好き嫌いとか、私にとっての
美術館的な存在は、形は違えど誰にだって
あるものだから。

けど私はその会話の中で出てくる、
「敷居が高いっていうか…」「堅苦しい」
「絵画の正しい見方わかんないし」
「何が描いてあるのかわからない」
こんな言葉には敏感になってしまう、、、
なぜなら!!!!!


>>>美術は言うほどムズくない!!!!<<<

なぜ「言うほど」とつけたかというと、
難しい方向に持っていこうとすれば
難しくできてしまうから(笑)
美術品は基本的に人が創り人が求めるものなので、歴史とともにある運命だ。切っても切れない。
作品を見ると歴史が見える。国家が見える。
社会情勢が見える。生活が見える。
インスタもXもなかった時代、
時事的な情報を得るのに必要だったし、
一国のトップの権威を保つものであったり、
時に人の命よりも価値があった。

こんな風に深掘ればいくらでもディープで
コアでニッチになれるので興味を持ち始めたら
そういった側面にもぜひ足を踏み入れてほしい。
しかし今回は、専門的な知識やかしこまった
マインドなんか無くても美術は君を待っているよ…
ってことを伝えたいの。

「正しく見る」ってなんぞ?

個人的に友人や周りの人から多く聞くのが
「どうやって見たらいいかわからない」。
多分これは、「正しい作品理解」や
「作品を見て何か感じなきゃいけない」って
いうことにハードルを感じているからだと思う。
これに関して私は、好き・嫌いで全然いいよ^_−☆
と光り輝く笑顔で伝えている。(笑)
展示作品全てを見る必要はいうて無くて、
ピンとこないのはスルーしちゃっても全然大丈夫。私もたまにするし。
(展示順に意図があることも多いから
ざっくり意識するのもアリ)
その中で一つでも「お!」って思ったり、
「何これ」ってなったものをじっくり見てみよう。結果的に「まあ、ふーん」で終わってもOKだと思う。
それがあなたの大事な感想なんだから。
なんか可愛いかも、気持ち悪い、
この人イケメン(または美女)とかとか
そういった感想が出た時点で、
美術鑑賞できてます👍いいね👍

+αの提案をするとすれば、
以下の視点から見るのもあり。
「自分の家に飾るならこれがいいかも…」
「作品がどんな場所や空間に
飾ってあったのかを考察する」
「作品の逸話を見てお気に入りを探す」 
などなど。
自分の家に飾るなら、は実際私もしょっちゅう考える。先日見たモネ展での 藤の習作 という作品、
横に長い構図で藤の花が画面いっぱいに
描かれている。同じ空間にはかの有名な
睡蓮などが展示されていたが真っ先に 藤の習作 に
目が止まりそのあとずっと見てしまっていた。
その際、自分の家の廊下に飾ってあったら
さぞ幸せだろう。そう思った。

絵画に限定して言えば、どこかの家や人が集う空間に絵画はいる。
なので飾るなら〇〇がいいかもな〜と考えながら見るのは、絵画鑑賞における一つの「正解」であると個人的には思う。
ただし、一つの正解に過ぎないこともまた事実である。

こんな風にその時の気分やマインド、または、
美術展に行ってどんな気持ちになりたいとか
そんな理由で展示を選ぶのもオススメしたい。
もちろん、流行っている展示や大型展示は行った人のレポなども多いので参考にして行ってもOK。

最後に

自己紹介の記事なので一旦ここまでにしておきます。もっとディープで素晴らしい美術のお話は今後たくさんしつこく出来たらなと(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございました🙏
あなたの美術ライフに素敵な出会いや景色が
見られますように。

これからの夏の季節のお出かけで美術展オススメです。なぜなら美術品の管理には温度と湿度が何よりも重要で美術館サイドはそこに命をかけています。
美術品の適温は展示品にもよりますが基本は22℃前後。湿度も50〜55%が基本で、美術館に行って
肌寒いなって思うのはそのせいなのです。
とても涼しく、夏のお出かけにはうってつけです。

ではまた。

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