筋トレよりストレッチやっといて!特に〇〇〇の人は。
訪問リハビリテーションで特に多いニーズは「もっと歩けるようになりたい」
理学療法士にくる依頼はダントツで歩行練習が多い。
高齢になると、筋力が衰えて、歩く勢いもなくなって、小股でちょこちょこ歩くようになる。
だから、“体を鍛えよう“ “筋力トレーニングしよう“ って話になる。
でもそれってさ、まず関節がちゃんと動くっていう前提があっての話。
関節自体が固まって動かなかったり
筋肉自体が弾力を失って伸び縮みしなくなったら
いくら筋力があっても体を自在に動かすことはできない。
だから、まず 「関節が自由に動くこと。」 これが大事。
関節が自由に動くためには
関節の周りを包む膜や靭帯や筋肉が
柔らかくてよく伸び縮みする必要がある。
けれども、関節の周りの組織や筋肉は年齢と共に弾力を失って
常に動かしておいてあげないと簡単に老化して
元の状態に戻すことは非常に難しくて時間もかかる。
筋力は栄養のある食事をとって鍛えれば
何歳になっても成長するけど、
いちど硬くなった関節や筋肉を柔らかくすることは
難しいのだ。
なので、大股でスタスタ歩けるようになりたいとき
もともと関節が柔らかくて足が開きやすい人の方が
関節が硬い人に比べて回復は早い。
究極の選択ではあるけど
筋力トレーニングとストレッチ、どちらが大事? と聞かれたら
私は、迷わず ストレッチ! と答えます。
一般的に女性よりも男性の方が体が硬い上に
なぜか巷の男性はストレッチよりも筋トレを好む傾向にある。
なんでかは知らんけどw
なので、特に男の人は意識して筋肉や関節を柔らかくする
ストレッチをしてほしいなぁ と
直子先生は思っています。
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